器質性過少月経キシツセイカショウゲッケイ

器質性過少月経はどんな病気?
ホルモン機能系が原因となる機能性過少月経とは違い、器質性過少月経は過去の病歴による炎症の後遺症や子宮の形成不全などの器質的なものが原因となります。月経の期間が3日より短く、排出する血の量も極端に少ないという症状があり、この症状があると無排卵である可能性もあります。子宮の発育が悪いことが原因の場合は、ホルモン剤でホルモンを補充することで子宮の発育を促します。


器質性過少月経の症状
生理が来たと思っても、おりものシートだけで十分なくらいの出血量しかないのが器質性過少月経の代表的な症状です。器質性過少月経の患者は、子宮の状態が良くないため、子宮の中で内膜が癒着していたり、生理が始まると剥がれ落ちる内膜が、剥がれる分もないほどに育たない状態であったりします。卵巣の機能が弱くなっている例が多く、そのままにしておくと妊娠の妨げになります。

器質性過少月経の原因
器質性過少月経は、子宮の形状や発育状態、子宮内膜の状態の異常が原因で起こります。過去に病気などで腹膜内に炎症を起こした場合、その際に子宮内にも炎症が及び、子宮内膜の癒着などをその後遺症として起こしたことが原因となることもあります。女性は身体が大人になるにつれて、子宮も発育していくものですが、それがうまくいかずに発育不全を起こした場合も器質性過少月経になります。

器質性過少月経の検査と診断
器質性過少月経には、ホルモンバランスの乱れによるものや、子宮発育不全によるもの、その他いろいろなものがあります。器質性過少月経の原因となっている病気に対しての治療が必要になるため、超音波検査や、血液検査、尿検査などを行います。一般的には、月経の出血量が30ml以下の場合に過少月経と言われていますが、出血量を正確に測定する検査方法はないので、通常の出血量と比較して少ないかどうかで判断されています。

器質性過少月経の治療方法
器質性過少月経には、子宮発育不全によるもの、子宮内の癒着によるもの、ストレスやホルモンバランスの乱れによるものなど、様々なものがあります。基本的な治療法として、器質性過少月経の原因となっている病気に対しての治療が行われます。排卵誘発剤や、漢方薬を使用して治療したり、卵巣に異常がある方には、ホルモン療法が行われます。また、日頃から規則正しい生活をすることや、ストレスを溜めないといったことも重要です。

器質性過少月経の初診に適した診療科目

器質性過少月経の専門外来

器質性過少月経に関する書籍はこちら


この病気についてのコメントなどございましたら、よろしくお願いします

このページの先頭へ