ウイリス錯聴ウイリスサクチョウ

ウイリス錯聴はどんな病気?
耳小骨のなかで最も小さく内耳に振動を伝えるアブミ骨が動きにくくなる病気で、思春期に発症することが多く、遺伝的な要因が大きく関与しているとされている耳硬化症があります。この症状の1つにウイリス錯聴があり、静かなところでは大きな声でも聞こえにくいが、騒がしいところの方がかえって良く聞こえて会話を理解しやすいという症状があります。


ウイリス錯聴の症状
ウイリス錯聴とは、耳硬化症という電音難聴初期において、静かなところでは大きな音声でも聞きづらく感じますが、逆に騒がしい場所では聞き取りやすくなる症状をいいます。一般的に思春期ごろにはじまり、徐々に進行し中年で高度な難聴となります。難聴に伴い、耳鳴りや耳閉塞感を感じますが、難聴の進行度に左右差がない場合や進行速度がゆっくりである場合には感じられないこともあります。

ウイリス錯聴の原因
耳硬化症とも言われるウイリス錯聴は、耳の中耳や耳小骨、アブミ骨などの部位にできやすく、原因は不明といわれています。が、東洋人より白色人種に多く、遺伝的要素が起因していると言われています。女性にやや多く、妊娠により、難聴が悪化することもあると言われています。アブミ骨の底板の部分に、病的な骨増殖が起こって、固着してしまいます。

ウイリス錯聴の検査と診断
ウイリス錯聴の検査方法は、聴力検査が主たるものです。聴力検査の中でも、純音聴力検査や骨伝導検査の結果を重要視し、この検査では、気導聴力や骨導聴力が低下していないかどうかを調べます。また、コンピューター断層撮影による画像診断から、ウイリス錯聴を引き起こす原因である伝音障害の引き金となる、アブミ骨などの耳小骨の硬化や癒着を判断します。

ウイリス錯聴の治療方法
ウイリス錯聴の治療法は、アブミ骨手術を行って対応する場合がほとんどです。耳の調子に合わせて治療が必要かは異なる傾向にあり、大きな音が聞こえにくいにも関わらず、騒がしいところでの音が聞き取りやすいといった場合に手術が必要なことが多いです。手術中にアブミ骨を触って、状態を確かめることもあり、治療可能かどうかは医師の技術に任せることになります。

ウイリス錯聴の初診に適した診療科目

ウイリス錯聴の専門外来

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