真性動脈瘤シンセイドウミャクリュウ

真性動脈瘤はどんな病気?
動脈の内腔の一部が異常に(正常の1.5倍以上)拡張した状態を動脈瘤といい、その形態の内、瘤の血管壁が内・中・外膜の三層を保っているものを真性動脈瘤といいます。検診時のレントゲンや触診で発見されることが多いですが、基本的に破裂しない限りほぼ自覚症状がない一方、破裂すると大変重篤な症状になりますので、早期発見・予防手術を行うことが重要です。


真性動脈瘤の症状
真性動脈瘤は、胸部にできた場合と腹部にできた場合では異なる症状を呈します。胸部に動脈瘤ができた場合は、場所により意識障害や頭痛、視力障害、上肢の冷感、胸痛などの症状が見られ、瘤が大きくなると声がかすれたりもします。腹部に動脈瘤ができた場合は、消化管や腎臓への血流が低下し、腹痛や血尿・高血圧といった症状がみられることがあります。

真性動脈瘤の原因
真性動脈瘤の主要な原因は、動脈の壁が何らかの要因により阻害され、この部位が血圧に抵抗しきれなくなったものです。その結果、動脈が拡張し真性の動脈瘤となります。この血管の径は一定の基準が決められており、その範囲内で拡張を示すことで、動脈瘤となります。そして、この疾患は発生部位により異なり、大動脈瘤は胸部や腹部で、末梢の動脈瘤は四肢と腹部に分けられているのです。

真性動脈瘤の検査と診断
真性動脈瘤の多くは、健康診断や他の病気での受診の際に偶然発見されることが多いものです。検査方法としましては、胸部の場合には、X線写真撮影の異常陰影、腹部の場合には、触診や超音波で発見され、確定検査としまして、CTでの画像診断が必要となります。MDCTの開発・発展によって、画像診断の精度が大変良くなっていますからとても有効な検査方法です。

真性動脈瘤の治療方法
真性動脈瘤は破裂の危険性があるので、直径が50ミリ以上の大きさになると治療法として除去する手術を行う事が原則です。最初に真性動脈瘤の疑いがあるところを検査して、手術を行える場合は直接的にこぶを取り除く手術を行います。直接的にこぶを取り除くと破裂の危険性が高いと判断した場合は、専門の病院に行って、カテーテルによる手術を行います。

真性動脈瘤の初診に適した診療科目

真性動脈瘤の専門外来

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