胃切除後逆流性食道炎イセツジョゴギャクリュウセイショクドウエン

胃切除後逆流性食道炎はどんな病気?
胃切除後逆流性食道炎とは、胃の部分を切除した後に胃液や腸液が食道の方へ逆流してしまう症状です。胃と腸の間には腸液が流れない幽門という部分があって、腸液が流れない仕組みです。胃の手術の後に、医者から指示された適正な食生活を送っていないと、胃の動きが不安定となって幽門が機能せずに、胃液や腸液が逆流を引き起こすので、嘔吐などの症状を引き起こします。


胃切除後逆流性食道炎の症状
胃切除後逆流性食道炎とは、胃を一部または全部切除することで、噴門部または幽門部が失われるために胃酸の逆流が起こり、食道に炎症などの症状を起こす疾患です。胃切除後逆流性食道炎の主な症状は、胸やけ、げっぷ、のどのヒリヒリ・イガイガ感、呑酸(口の中が酸っぱい感じ)、胃部膨満感(胃が張った感じ)などです。また、胃の痛みや咳などがみられる場合もあります。

胃切除後逆流性食道炎の原因
胃切除後逆流性食道炎の原因は主に胃切除による後遺症です。胃の全摘出又は、胃と小腸の間にある噴門側胃を切除する手術を受けた場合に起こりやすいです。噴門弁がなくなったことで、胃液、胆汁、膵液などの消化液が食道へと逆流するために起こります。また、睡眠前の食事や食べすぎ、脂っぽい食事、刺激の強い食事も原因の一つと考えられます。

胃切除後逆流性食道炎の検査と診断
胃切除後逆流性食道炎の検査方法は、通常の逆流性食道炎と変わりのない検査を行います。一般的にまず行うのが上部内視鏡検査と呼ばれる、小さい細いカメラのついた管を喉や鼻から入れて、喉、食道を観察していくものです。また、レントゲンを用いた消化管造影検査や24時間かけて行う食道のモニタリング検査、ビリルビン逆流検査などがあります。

胃切除後逆流性食道炎の治療方法
胃を切除されると、胃の入り口(噴門部)や出口(幽門部)が無くなり食物が急激に腸に流出したり、食道に逆流したりするため、後遺症とし胃切除後逆流性食道炎が現れます。胃切除後逆流性食道炎の治療法とし医師が患者に指導していますのは、食後すぐに横にならないこと、就寝前に食べ物を口にしないことが大切です。薬物治療では、粘膜保護薬、蛋白分解酵素阻害薬などが使われます。

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