弛緩性まひシカンセイマヒ

弛緩性まひはどんな病気?
脳内出血や、脳梗塞、頭部外傷などによって、ダメージを受けた脳とは反対の側に麻痺がでます。この麻痺で、筋緊張が弱くなる場合を弛緩性まひといいます。弛緩性まひは、関節の運動ができなくなり、筋の緊張が弱くなったり、消失したり、腱反射も低下して反応を示さなくなる状態になります。筋肉の緊張が緩んで、運動機能を全く失ってしまった状態です。


弛緩性まひの症状
弛緩性まひとは、筋緊張の低下によって生じる麻痺のことを言います。これは、脳血管障害により、脳が損傷を受けた場合の初期段階として、よく現れます。症状は、筋緊張の低下に伴い、関節を動かすことが困難になり、腕を動かしたり、歩行を行うことができなくなってしまいます。重度の場合には、呼吸困難になり、命の危険に関わることがあります。

弛緩性まひの原因
弛緩性まひが起こる原因は脳にダメージを負う場合などがあります。脳がダメージを受ける原因としてはさまざまあり、脳出血や脳溢血、脳梗塞など脳に係る疾患を発症した場合に併発するケースやその後遺症として症状が出てくるケース。交通事故などの外傷により脳が大きなダメージを受けて運動機能をつかさどる部分に損傷を受けた場合などが原因として挙げられます。

弛緩性まひの検査と診断
弛緩性まひの検査方法は、関節可動域測定、徒手筋力検査、日常生活動作検査を総合して行われます。関節可動域測定により、四肢及び体幹の関節の可動範囲を測定し、徒手筋力検査によって、患者の筋運動能力を測定し、治療プログラム作成の参考データとします。日常生活に最低限必要な起床、移動、食事、移動、排泄などを行えるかどうかを検査し、これもリハビリ計画立案の参考にします。

弛緩性まひの治療方法
弛緩性まひの治療法としては副腎皮質ホルモン剤などを用いた薬物療法が代表的です。早期治療が重要なので、発症が確認されてから3~5日以内に連続して投与する事が必要です。その他には末梢神経拡張薬や血流改善薬、ビタミン剤などを投与する場合もあります。また低周波電気治療で血の流れを改善し収縮を防ぐ治療もあり、麻痺の進行が遅くなる1~2週間後から開始します。

弛緩性まひの初診に適した診療科目

弛緩性まひの専門外来

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