非特異性多発性小腸潰瘍ヒトクイセイタハツセイショウチョウカイヨウ

非特異性多発性小腸潰瘍はどんな病気?
非特異性多発性小腸潰瘍とは、腸管に潰瘍ができる病気で、若い人にみられる多発性の浅い潰瘍です。回腸末端を除く下部小腸に発生しやすく、腹痛・貧血(潰瘍からの出血による下血)の症状となって現れます。小腸の造形検査により診断がつきます。内科的治療を行いますが、原因不明のため根本的治療がなく対処療法となります。慢性化しやすい病気です。

非特異性多発性小腸潰瘍の症状
非特異性多発性小腸潰瘍は、小腸内の多数の潰瘍が出血を繰り返すため、腹痛の症状を呈し、血便や肛門からの出血が見られます。この出血のために貧血状態になり、立ちくらみや眠気が引き起こされ、身体の怠さから日常生活に支障をきたすこともあります。治療を行っても再発してしまうことが多く、患者の精神状態にも影響を与えることがしばしばあります。

非特異性多発性小腸潰瘍の原因
非特異性多発性小腸潰瘍の原因はまだはっきりとはわかっていません。カプセルやバルーン内視鏡などの発達により多数発見されるようになりました。回腸の中部から下部にかけて多発性の浅い潰瘍が見られ、長期的な潜在性出血があり、高度な貧血を伴うなど、そのよく似た症状の別の病気から血管性因子の関与が示唆されたり、家族内発症の報告から遺伝的要因の関与も示唆されています。

非特異性多発性小腸潰瘍の検査と診断
非特異性多発性小腸潰瘍の検査方法は多岐に渡ります。この疾患では炎症反応に加え、鉄欠乏性の貧血や低蛋白が原因となる血症などが見られるために、これらの症状を確認する事からはじまります。又、小腸の造影検査を用いる事で、腸管壁における硬化の症状が観察でき、これはこの疾患に特有の症状であり、頻繁に発生するという特徴がある為に、検査で確認する事が重要なものとなっているのです。

非特異性多発性小腸潰瘍の治療方法
非特異性多発性小腸潰瘍の治療法は今のところ原因が特定されていないため、根本的治療法が未確定です。対症療法となります。サリチル酸製剤、ステロイド剤、免疫調整剤などが使用されるが効果はあまり期待できません。貧血に対して鉄剤の投与、腸への負担を考えて高栄養点滴を行うこともあります。潰瘍のひどい場合に小腸切除、という外科的処置をとることもあります。

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