ブドウ球菌性中毒性表皮壊死剥離症ブドウキュウキンセイチュウドクセイヒョウヒエシハクリショウ

ブドウ球菌性中毒性表皮壊死剥離症はどんな病気?
ブドウ球菌性中毒性表皮壊死剥離症は重症皮膚過敏反応です。原因はサルファ剤、抗てんかん薬、抗生物質などの薬剤による副作用が最多、薬剤が原因でない症例は感染症、予防接種、移植片対宿主病が原因です。稀に原因特定不可の症例もあります。しかし、正確な発生機序は不明です。斑が急速に拡大、融合し、表皮の水疱、剥離、壊死を来す病変が特徴です。


ブドウ球菌性中毒性表皮壊死剥離症の症状
ブドウ球菌性中毒性表皮壊死剥離症とは、ブドウ球菌の毒素による急性の表皮剥離です。赤ちゃんや幼い子どもに起こりやすく、症状は表皮の壊死を伴う、広い範囲の水疱です。最初はかさぶたのようなものが皮膚に出現し、発症から1日以内には痛みとともに皮膚が赤くなり、急速に全身の皮膚へと広がります。やがて大きな水疱となり、次第に破れてびらんとなります。

ブドウ球菌性中毒性表皮壊死剥離症の原因
ブドウ球菌性中毒性表皮壊死剥離症はファージタイプ71型というブドウ球菌がつくるエクスファリアチンとよばれる毒素が原因となって起こる急性の表皮剥離の一種です。この毒素が血流に乗って全身に行き渡ってしまうため、広範囲にわたって表皮に熱傷様が生じてしまうのです。またウイルス性上気道炎が多くの場合で引き金になっているといわれています。

ブドウ球菌性中毒性表皮壊死剥離症の検査と診断
ブドウ球菌性中毒性表皮壊死剥離症の検査方法は血液、肝、電解質を調べるほかに、目視での診断が基本的となっています。広範囲にわたる斑点や発熱といった症状が出た後に急速に水疱が生じて全身がびらん状になるので、診断が困難ということではありません。このような症状がみられる場合は皮膚生検による確定診断語、肝・腎機能検査等の血液検査、呼吸器検査等によって判断します。

ブドウ球菌性中毒性表皮壊死剥離症の治療方法
ブドウ球菌性中毒性表皮壊死剥離症の治療法は、発症を確認した後、早急に患者の静脈内にブドウ球菌の毒素を抑える効果のある抗生物質を投与することです。火傷状に病変している皮膚には、ハイドロポリマーゲルを利用した被覆材の貼布が有効である場合があります。また、この症状により引き起こされる感染症を予防するために、耐性菌の発生を防ぎながら、慎重に抗菌薬を投与します。

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