解離性感覚障害カイリセイカンカクショウガイ

解離性感覚障害はどんな病気?
脊髄などのどの部分が障害されるかによって、温痛覚、深部感覚、全感覚のどれかが障害されたり、感覚異常の出現が異なっていたりすることを解離性感覚障害といいます。脊髄の前方の障害となると、温痛覚のみが障害され、脊髄の後方が障害されあ場合場合、深部感覚のみが障害されます。脊髄の右半分、あるいは、左半分が障害された場合は、温痛覚と深部感覚の障害が部分的に起こります。


解離性感覚障害の症状
解離性感覚障害の症状には2つのパターンが存在することが知られています。一つ目のパターンは、深部感覚とよばれる知覚に障害がみられるケースで、この場合は温度と痛みの感覚には障害はないとされています。もう一つのパターンは、それとは逆のパターンです。つまり、温度と痛みの感覚が障害されていて、深部感覚には異常が見られないパターンです。

解離性感覚障害の原因
解離性感覚障害の原因は、主に社会的な束縛や生活環境でのストレスによることが言明されています。自立性の乱れや対人関係などのストレスで引き起こされることが多く、家庭内での虐待や親族の死などのショックでも起こりえます。また、成長期の子供にこの症状が多く見られ、幼少期の生活の仕方や環境でこの病気に発展する可能性もありますので注意が必要です。

解離性感覚障害の検査と診断
解離性感覚障害の検査方法として、表在感覚の状態を調べるために、触覚と痛覚、温度覚の3種類の感覚の検査を行います。触覚の検査は、柔らかくほぐした筆を患者の皮膚の表面に当てて、反応を確認します。痛覚の検査は、安全ピンや針などで患者の皮膚を軽くつついて調べます。温度覚は、試験管にお湯や冷水を入れ、それを患者の皮膚に当てて調べます。表在感覚の検査後は、深部感覚や識別感覚などの検査を行います。

解離性感覚障害の治療方法
解離性感覚障害は自然に回復していくものから、長期にわたる治療が必要な場合まで様々です。それぞれの症状にあった治療法をしていくことが重要になります。まずは、安心して治療が受けられる環境を整え、家族を含め、周囲の人々の理解・サポートを受けられるようにすることが最も大切です。しかし、早くから治療しても、なかなか治らない場合もあります。

解離性感覚障害の初診に適した診療科目

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