ミオグロビン尿症ミオグロビンニョウショウ

ミオグロビン尿症はどんな病気?
ミオグロビン尿症とは、筋繊維に含まれるタンパク質であるミオグロビンが逸脱し、尿中や血中に排泄される疾患であり、ミオグロビンが混ざった尿は褐色を呈します。悪性高熱や横紋筋融解症候群など、骨格筋が急速に損傷された場合に生じることがある他、過度な運動や筋の座滅を伴う外傷によっても起こります。また、先天的な酵素欠損が原因となっている症例も報告されています。

ミオグロビン尿症の症状
筋肉に含まれていて、筋肉細胞内に酸素を運ぶ働きのある、ヘモグロビンに似た赤い色素をミオグロビンと呼びます。筋肉が広範囲に破壊された時(感電・凍傷・打撲等)や高熱を出した時、また薬の副作用等によってミオグロビンが血液中に流れ出し、腎臓を通過後に赤い尿となって排出される症状をミオグロビン尿症といいます。ヘモグロビン尿と識別した上で、早急に原因を突き止める必要があります。

ミオグロビン尿症の原因
ミオグロビン尿症は、さまざまな原因により発症します。糖尿病の一種であるマッカードル病や垂井病のように、酵素をつかさどる遺伝子の欠損により起こるケースがあります。また、熱射病のような特異な環境や薬物中毒による悪性悪寒によって発症することもあります。これらの状態により筋細胞の壊死が起こってミオグロビンが血中に遊離し、尿中に排泄されます。

ミオグロビン尿症の検査と診断
ミオグロビン尿症の検査方法は免疫抗体法が確実ですが、迅速な診断は難しいです。血中CK上昇の有無を確認し、腎機能の検査をする必要があります。急性発症の場合には、ミオグロビン尿はCK上昇に先立つ場合があるので、問診の時に注意される。他にも、画像所見が行われるが、経過観察に非常に有効である。病理所見によってほかの疾患との鑑別診断が可能である。

ミオグロビン尿症の治療方法
ミオグロビン尿症とは、筋細胞が何らかのの原因で融解して血中に溶け出し、蛋白尿として尿に出てくる尿症のことをいいます。このまま放置しますと急性腎不全になることが多いので注意が必要です。この症状の治療法としては筋細胞の融解をまず止める治療をおこなうことと急性腎不全が発症した場合は、血液浄化療法を取り入れていくことが必要となってくるのです。

ミオグロビン尿症の初診に適した診療科目

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