多形性腺腫タケイセイセンシュ

多形性腺腫はどんな病気?
多形性腺腫(混合腫瘍)は上皮成分と間質様組織成分が混在し、多彩な像を示す良性唾液腺腫瘍です。30代から40代に好発し、発育は暖慢ですが、唾液腺腫瘍の中でも最も頻度が高いです。無痛性のため長年放置される場合が多いです。MRIで腫瘍を見つけることが可能です。腫瘍の増大に伴い、顔面神経麻痺などを生じる場合や、悪性転化する恐れがあるので、手術で腫瘍摘出する必要があります。


多形性腺腫の症状
多形性腺腫の症状には、腫瘍の存在する部分に腫脹が見られ、境界は明瞭で痛みがなく、口唇では上唇に多く現れ、耳下腺や軟口蓋と硬口蓋の境界部に好発することなどがあげられます。患部は、弾性硬または硬く、再発しやすく、ときに巨大化や悪性化することがあります。長期間放置してしまい、腫瘍が大きくなると疼痛や片側の顔面神経麻痺などが生じる可能性もあります。

多形性腺腫の原因
多形性腺腫(たけいせいせんしゅ)についてです。腫瘍が原因ですが、これらの腫瘍がなぜ生じるのかは不明です。腫瘍には良性と悪性があります。発育が緩慢で無痛性であることなど、良性腫瘍の中で一番多いですが、良性腫瘍であっても悪性になる可能性があることなどから、その被膜を含めた完全摘出を目的とする外科的切除を選択する必要性がでる場合があります。

多形性腺腫の検査と診断
多形性腺腫の検査方法につきましては、比較的に特徴が分かりやすいので、肉眼所見でもある程度診断が可能となります。多形性の場合では、連続性のない結節が多数集簇しているという特徴があります。これはX線検査やCT検査やMRI検査などの画像写真でも内部不均一な像が認められます。ただ、底細胞腺腫も同じような症状なため区別が必要です。

多形性腺腫の治療方法
多形性腺腫の治療法は、主に外科手術を行う場合が多いです。多くの場合腫瘍が良性の場合が多いですが、経過放置していると悪性に転移してしまう可能性があるため発見次第、切除するケースが殆んどです。この手術による後遺症も懸念されており、神経麻痺や程度が大きい場合は不随箇所が発生するなどのリスクも大きくなるので慎重な決断が必要です。

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