乳房パジェット病ニュウボウパジェットビョウ

乳房パジェット病はどんな病気?
乳房パジェット病は、乳輪や乳頭にびらんを伴う湿疹ができる乳がんの特殊な型であり、乳がん全体としても約1~2%というごく稀な病気です。初期症状は多くの場合、乳頭周囲に、軽い 紅褐色の湿疹が出来ることで始まる場合が多く、そのほとんどに軽い痒みをともないます。そして進行すれば、乳頭は変形していきます。原則として治療法は手術による切除ですが、放射線療法やレーザー治療も行います。


乳房パジェット病の症状
乳房パジェット病の症状としては、乳頭、乳輪等に、ただれを伴う湿疹ができ、軽いかゆみがあります。乳頭やその周囲に、境界がはっきりした、紅色や紅褐色の軽い湿疹のようなものができます。時々、かゆみだけで、皮膚の変化が出ないときがあります。進行すると、乳頭が変形し、乳輪も不明瞭になります、乳房全体が、紅色の湿疹やただれで覆われます。

乳房パジェット病の原因
乳房パジェット病の原因についてはまだはっきりとわかっていませんが、多分化の働きを持つ皮膚表面の細胞が悪性化してしまうことで、アポクリン腺様分化をきたすためではないかと予測されています。エストロゲンに関連していると考えられます。パジェット現象と考えられる表皮向性に侵された排泄口における粘膜胚細胞やアポクリン腺といった腺がんが一部存在しています。

乳房パジェット病の検査と診断
乳房パジェット病の検査方法はマンモグラフィで乳頭付近あるいは乳房内の石灰化や腫瘤を所見します。この病気はマンモグラフィでは半数程度で所見が認められています。また超音波検査も行われます。この検査は異常をなかなか認められないため、最近ではMRIでの検査が主になってきています。MRIは病変や異常をかなり描出できることから診断に有効とされています。

乳房パジェット病の治療方法
乳房パジェット病の治療法は進行具合を確かめてから乳房の手術です。進行が進んでいない場合は乳房を切除する必要がないか切除する部分も少なくてすみます。進行が進んでいても切除しやすい場所だと必要箇所だけ切除して放射線治療を行います。乳房の疑いのある箇所は切除するのが望ましいですが、患者の希望があれば切らずに残す温存療法も可能です。

乳房パジェット病の初診に適した診療科目

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