症候性神経痛

初診に適した診療科目

症候性神経痛はどんな病気?

症候性神経痛とは、外傷、圧迫、炎症、感染、中毒、代謝障害など原因が明らかな神経痛のことで、日常的に言われる神経痛はこのことを指して言う場合が多いです。全身のどの部分にもあらわれますが、手足や関節に起こりやすい傾向があります。針で刺したような強い痛みや、焼けつくような痛みが特徴です。問診や触診に加え、筋電図検査やMRIやCTによる画像検査により正確な診断が行えます。

主な症状

症候性神経痛によって見られる症状は、主に手足や顔面の神経痛であり、場合によっては著しい神経痛を伴うこともケースとして存在します。主に末梢神経にこうした状況が生じる場合が多く、手や足の特に指などには好発すると考えられています。日常的に動かす頻度が高い部位に対して神経痛が生じることが多く、激しい痛みを伴うことが多くなっています。

主な原因

症候性神経痛は、神経痛の中でも原因がはっきりしているのが大きな特徴で、外傷や圧迫、炎症や感染、中毒などによって起こります。日常的に言われている神経痛は、この神経痛である場合がほとんどです。坐骨神経痛はこれとは違い、腰椎椎間板ヘルニアによって起こります。突発性神経痛の場合は、脳幹腫瘍や動脈瘤によって起こる場合があります。

主な検査と診断

症候性神経痛の検査方法は、血液検査や知覚検査や動的検査や静的検査があります。その他にはレントゲン検査やMRI検査などがります。神経痛になった場合は、どの部位に症状が現れるかによって治療方法は異なってきます。治療を受けるのは整形外科や整骨院等に行き、検査を行ってもらい、診察をしてもらい治療を受けることが必要になって来ます。

主な治療方法

症候性神経痛の治療法は、まず炎症や怪我、血管圧迫などの原因がないかをつきとめ、判明した場合はそれらに物理作用に対する治療を行います。基本は薬物療法ですが、理学療法や外科的治療、鍼灸療法、神経ブロックなどの方法もあります。また、神経痛の緩和には多量の抗けいれん薬と三還系抗うつ薬が有効です。効かない場合や副作用があるときは外科的治療を行います。