受精障害

初診に適した診療科目

受精障害はどんな病気?

受精障害とは、精子若しくは卵子に障害があり自然受精できない状態のことをいいます。このような場合の治療法としては人工授精をおこない着床させる方法を取るのですが、かならず着床して妊娠するわけではないのです。確率的には40パーセント台であり着床を何度しても駄目な場合もあります。そのような場合は、受精卵を他人に着床させる方法があります。

主な症状

受精障害とは、性交をしても全く着床から妊娠にいたらないことをいいます。症状的には、受精が全くできないものと受精はできるが着床ができないものとに分けることができるのです。多くの場合は、人工受精を行なうことで着床させることが可能となってきていますので人工授精の選択をすることが一番いいはずです。それでも着床しない場合は代理出産もしやに入れるべきです。

主な原因

受精障害の原因としては、精子側にある場合と卵子側にある場合があります。精子側の方では、機能的な問題により卵子の殻の部分にくっつけなかったり、通過できないというもの、精子が卵子の殻を通過できても受精できなかったりするものが挙げられます。卵子側の方では、殻の部分が固かったりして精子が通過できないというもの、通過できても受精がおこらないというもの、卵子自体が未熟で受精できない、というものが挙げられます。

主な検査と診断

受精障害は不妊症の原因のひとつです。他の不妊症に関する検査を行っても特に原因が見当たらない場合に、よく行われ、その検査方法は体外受精と同じ方法で女性の卵巣から卵子を取り出して、男性の精子と一緒に試験管の中で培養し、受精できるかどうかを観察して検査します。また、受精の妨げになる女性の体内の、精子に対する抗体があるかないかを体液から検査することもあります。

主な治療方法

受精障害とは、性交をしても正常に受精から着床にいたることが無いので妊娠することができない障害のことをいいます。この障害の治療法としては、人工授精を行なうことで受精卵をつくり、着床させる方法をとることです。この方法を取れば、50パーセント以上の確率で妊娠にまでいたることが最近の医療技術の進歩で出来るようになっているのです。