慢性頭痛はどんな病気?

慢性頭痛とは、日常的に頭痛が続く症状のことです。スパンには個人差があり、毎日短時間痛む場合や、何日かお気に一日中痛い場合などがあります。痛む部位にも、後頭部や側頭部など、個人個人で違いがあります。一般的に多いのは、何日かに一回、突発的に刺すような痛みに襲われるものです。群発頭痛とも言われるこの頭痛は、日常生活に大きな弊害を及ぼします。

主な症状

慢性頭痛の症状は片頭痛だとズキンズキンと脈拍に合わせて頭の片側が痛みます。酷くなると吐き気をもよおすこともあります。また視野が欠けたり、肩こりや首筋の張りが前兆として現れます。緊張型頭痛だと肩こりとともにギューッと頭を締め付けられるような痛みが走ります。後頭部を中心に両側が痛みます。群発頭痛は慢性の中でも最も痛みが強いです。じっとしていられないほどの目の奥がえぐられるような強烈な痛みがでます。

主な原因

慢性頭痛とは、慢性的に頭がずきずきと痛んだり、突然痛み出したりする症状のことをいいます。この原因としては、基礎疾患があるものとないものに分けられ、基礎疾患が無いものは、脳内の血管の拡張によって引き起こされていることが判明しています。また基礎疾患があるものは基礎疾患の症状によって脳への血流量が変化することで起きています。

主な検査と診断

慢性頭痛に悩む場合は、脳内に何らかの疾患を抱えているケースがあります。従って、脳神経外科で診察を行う際に、検査方法の方法として、CTやMRTの検査による撮影を行って疾患を探り当てるのが一般的です。撮影した脳に白い影などがあった場合は、精密検査を受ける事となります。何もない時には、持続性の偏頭痛と診断される事になります。

主な治療方法

慢性頭痛は、その原因がはっきりしないようなケースも多いため、比較的治療が困難な病気であるといえます。考えられるて療法としては、心因性の頭痛が疑われるときには、その原因となるものをとりのぞくことが必要になります。原因がストレスであると考えられる場合には、心療内科的な手法を用いてそれらのストレスを軽減するような治療法が取られます。

慢性頭痛の初診に適した診療科目