角膜デルモイド
角膜デルモイドはどんな病気?
デルモイドとは正確には角膜類皮腫と呼ばれ、黒目、つまり角膜と白目の境界に出来る良性腫瘍の事です。主な症状
この症状は先天性であり、眼の形成時眼本来の組織とは異なる組織が混入する事によって起きる、生まれつきの黄白色の腫瘍が現れます。白い部分が大きいと弱視や乱視を招き、またこの突起が白目を傷付けることにより角膜混濁を引き起こします。
またこれは皮膚組織の様なもので発毛が起こる場合もあり、その際異物感を感じます。
主な治療方法
デルモイドの治療法は、腫瘤切除術を行うことが多いです。ただし状態があまりよくない場合には、表層角膜移植術を行うことになります。
視力への影響であったり、あるいは見た目への影響があるため、幼児に対しては手術を行わないといったケースもあります。