耳痛 ジツウ

初診に適した診療科目

耳痛はどんな病気?

耳痛には様々な原因と症状があります。直接耳事態が炎症などを起こしてしまう場合や、鼻やのどが炎症して起こる場合など多種多様です。例えば外耳道炎などでは外耳の皮下組織が刺激で炎症を起こし痛みが起こる病気ですが、患部をひっぱたり押したるすることで痛みが増します。さらにその部分に膿ができるさらに痛みは増します。乳幼児などに起きやすい中耳炎は膿ができて痛みが出ると同時に難聴が起きることがあります。

主な症状

耳痛の症状に関して、大まかに外の部分にある耳と顔の中にある内耳による炎症で痛むケースがあります。外の部分に関しては、耳の内部から鼓膜までの空洞の部分に炎症が起こって痛みを発生させています。内耳の部分に関しては、鼓膜の部分より顔の内側の部分の耳の器官の部分に関して、あらゆる炎症が起こっている事で痛みが発生している事です。

主な原因

耳痛の原因となる耳の病気には、外耳の病気と中耳の病気があります。外耳の病気には、外耳炎・耳せつ・耳介軟骨膜炎・耳性帯状疱疹・腫瘍・外耳道異物などがあります。中耳の病気には、中耳炎・乳突炎などがあります。このうち頻度が高いのは、急性中耳炎と耳せつで、いずれも激しい痛みがあることが多い病気です。尚、内耳の病気には、耳に痛みがないのが一般的です。

主な検査と診断

耳痛の原因を特定するためには、以下のような検査方法が用いられます。まず、細長い棒を耳の中に入れたり喉の奥に入れて、細菌や真菌の有無を調べます。次に聴力検査が行われます。難聴の状態によっては鼓膜や中耳炎の状態を把握することができます。そのほかにレントゲンによる炎症の範囲や度合いの検査や、測定器を使った鼓膜の動きを調べる方法が行われます。

主な治療方法

耳痛の治療法は、痛みの理由を見つけてそれに見合った対応をすることが重要です。痛み自体は、放っておいても収まることはありますが、痛みは器官の危険信号である場合があるため、痛みが引いたあと診断した方が良いケースもあります。状況に合わせて抗生物質の服用、ストレス改善のための精神療法、ひどい場合であれば外科手術が必要なこともあります。