嵌頓包茎

初診に適した診療科目

嵌頓包茎はどんな病気?

嵌頓包茎になると陰茎の皮が長すぎて、陰茎の血行が悪くなって亀頭がむくむ症状が出ます。亀頭の部分に汚れや垢が溜まるようになって、尿道炎や性病に罹りやすくなります。症状が進むと陰茎の皮膚に湿疹ができたり、勃起不全を引き起こします。泌尿器科に通って包茎手術を受ける事で、陰茎の皮の長さを整える事が出来るので症状を改善する事が可能です。

主な症状

嵌頓包茎は強絞的型包茎とも呼ばれ、その症状は、男性器の包皮を無理に剥いて亀頭を露出させたことにより、強い締め付けによって包皮を元に戻すことができなくなり、亀頭を締め付ける状態が続いて、亀頭が鬱血を起こし、包皮がリング状に膨れ上がります。この状態が続くと亀頭が壊死を起こす可能性もあって大変危険であるため、緊急に外科的手術をする必要があります。

主な原因

嵌頓包茎が起こりうる原因は、陰茎の先端部にあたる亀頭部分を露出しようとするものの、当該箇所を覆っている包皮の開口部が亀頭の大きさに比べて小さいにもかかわらず無理やりに露出させてしまうことで、元に戻らなくなってしまうことによります。成年に達しようとする男性にとっては包茎であるか否かはある種のコンプレックスに繋がるものですが、元に戻らないような状態に至るようなケースには専門医に相談することが肝要です。

主な検査と診断

嵌頓包茎の検査方法について説明します。まず最初に包皮の開口部の広さを見ましょう。そして自分で包皮をゆっくりと剥いてみましょう。もし、開口部が狭すぎて途中で包皮を向くのが不可能であったり包皮を向くときに激しい痛みを感じたら、カントン包茎である可能性があります。特に包皮を向くときの痛みは重要な危険信号と取ることができます。

主な治療方法

嵌頓包茎の治療法について紹介します。この包茎は亀頭を強い圧力で包んでいる皮をカットする事で長年の悩みを解消できます。個人によって仕上がりを良くしたい場合は、亀頭にヒアルロン酸・シリコンボールなどを注入して巨大化する事が可能であり、医師と綿密なカウンセリングを行って手術をしてもらいましょう。手術後はやや痛む場合がありますが、数日~1週間程度で痛みが引いてきます。