真性包茎

真性包茎はどんな病気?

真性包茎とは、男性の性器、いわゆるおちんちんの皮が通常状態でも被っていて、勃起状態になって剥けないことです。自分の手でも痛くて剥くことができません。似ているようなことで、仮性包茎というものがあります。これは、男性の性器の包皮が通常状態では被っているのですが、勃起状態になると剥けたり、または自分の手で剥くことができます。

主な症状

真性包茎は亀頭と包皮がくっついてしまっていますので、皮膚と亀頭の間に細菌が入り込んでしまい、炎症を引き起こしてしまう危険性があります。大抵は思春期までに治癒しますが、成人になっても包皮が亀頭から離れない症状が残っている場合は、結婚生活にも障害を引き起こしてしまいますし、陰茎がんなどの恐ろしいがんを招く危険性もあります。

主な原因

真性包茎の原因は、生まれた時の状態にあるとされています。生まれてからすぐ、亀頭は普通隠れているのですが、このときにきちんとした対応をしていないと、つまりは皮を向いてきちんと一度は亀頭を露出させるということをやっていなかったりすると、こうした病気にかかるとされているのです。また遺伝的に亀頭が露出しにくい体質のヒトも少なからず存在しているとされています。

主な検査と診断

自分自身の手で真性包茎かどうかをチェックする検査方法はそれ程難しい事ではありません。まずは握り易い程度にペニスを勃起させておき、その状態で皮を剥いてみます。全く痛み無く皮が剥ければOKですが、剥く際に痛みが伴っていたり物理的に全く剥けない状態であれば包茎の可能性が高いです。それ以上の詳細は専門医に診てもらう方が良いでしょう。

主な治療方法

真性包茎は、結婚した場合、子供か欲しくても女性とうまく性行できないなど密かな悩みを持つことになります。その治療法は、手術によって包皮を切除するという方法があります。この手術によって、結婚生活も無事、過ごすことができます。若い男女にとっては、とても大切な問題であり、また、赤ちゃんが欲しいときに作れるようにできれば早めに治療しておく必要があります。

真性包茎の初診に適した診療科目

真性包茎に関連する病名