顎骨骨髄炎ガッコツコツズイエン

顎骨骨髄炎はどんな病気?
顎骨骨髄炎とは、口の中の細菌によって骨髄に炎症を起こし、骨膜や骨質も侵されてしまう難治性の病気です。虫歯をきっかけに歯髄炎となってしまい、治療した歯が再び悪くなることでこの病気が発症するケースが多く見られます。また、栄養障害や糖尿病などの疾患がこの病気を引き起こす原因となることもあります。全身的な症状が長く続くことから、できるだけ早急な治療が望まれます。


顎骨骨髄炎の症状
顎骨骨髄炎の症状は、原因となる歯の周辺の歯茎が赤く充血し腫れます。また歯がぐらつくようになり、歯茎からは膿が出ます。さらに歯や歯周に激しい痛みが起こります。原因となる歯の近くの数本の歯もぐらつくようになったり、数本の歯が一度に痛くなり、どの歯が痛いのか特定できなくなることもあります。38℃~40℃の高熱が出たり、食欲不振、全身の倦怠感なども見られます。

顎骨骨髄炎の原因
顎骨骨髄炎の原因は、大きくわけて3つあります。1つめは、虫歯や歯周病の口内細菌の感染によるものです。2つめは、抜歯した箇所からの感染、あごの骨の骨折からの感染、腫瘍を治療するために使用した放射線による骨髄機能障害や血行障害によるものがあります。3つめは、歯の根の治療に使用する薬剤や骨粗鬆症の治療に使用する薬などによるものです。

顎骨骨髄炎の検査と診断
顎骨骨髄炎の検査方法は、口腔外科や歯科口腔外科ではレントゲン撮影を用いた検査や、CT撮影、MRIを用いた検査などが行われます。又、この疾患の検査では、頻繁に血液検査が行われ、白血球の数、その状態、赤沈の有無などの確認が行われます。そして、この病気で骨に何らかの異常があるケースでは、がんなどの腫瘍のある病気と分類するために、更に詳しく検査を行う必要があります。

顎骨骨髄炎の治療方法
顎骨骨髄炎の治療法は、原因療法として歯周治療や根管治療、抜歯などが行われます。しかし、発熱や倦怠感など全身的な消耗が強い場合は、安静にして対症療法の処置がとられます。対症療法には、抗生剤の投与や症状、状態により薬剤を使用する薬物療法がありますが、薬物療法が効かない場合は、早めに手術療法などを考える必要があります。手術療法には局所洗浄法を併用することが多いです。

顎骨骨髄炎の初診に適した診療科目

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