若年性関節リウマチジャクネンセイカンセツリウマチ

若年性関節リウマチはどんな病気?
若年性関節リウマチとは成人で起こると考えられているリウマチが、16歳以下にも発症してしまう病気のことをいいます。この病気は、自己免疫疾患であり自分の免責機能が自分の細胞を異物と間違えて攻撃して細胞を破壊してしまうものなのです。関節リウマチの場合は、関節の骨を異物と認識して破壊されてしまうので関節痛や関節が曲がらなくなる症状が出ます。


若年性関節リウマチの症状
若年性関節リウマチの症状は、大きく次の3つの型に分類されます。全身発症型は、発疹、発熱が主であり、関節炎は初期の段階では目立ちません。発熱は1日で体温の高低差が大きいのが特徴です。多関節発症型は、指などの小さな関節や膝や肩などの大きな関節に炎症がみられます。5箇所以上の関節に炎症がみられ、左右同時に痛むのが特徴です。少関節発症型は、炎症は4箇所以下で膝や足首にみられ、5才以下の女児が多いです。

若年性関節リウマチの原因
若年性関節リウマチの原因ははっきりとは解明されていませんが、以下の要因があると考えられています。健康な人と比べてDR4というたんぱく質で作られたHLAという遺伝子を多く持っていて、このHLA-DR4が免疫システムを阻害することが知られています。免疫システムが上手く機能しないと自己の正常な関節を攻撃して破壊してしまいます。他にストレスやウイルス感染、出産などの環境因子の影響も発病の引き金となります。

若年性関節リウマチの検査と診断
若年性関節リウマチの検査方法には、いくつかあって、主に、血液検査・尿検査・関節液検査・MRI検査などがあります。この中でも、MRI検査では、関節滑膜炎の確認も同時に行うことができます。しかし、他の方法では、判定精度もMRI検査より下がるうえに、関節滑膜炎など、他の病気の発見を同時に行うことは困難です。ですので、もっとも安全で確実な方法は、MRI検査です。

若年性関節リウマチの治療方法
若年性関節リウマチの治療法は投薬が中心です。非ステロイド抗炎症薬が用いられますが、他の疾病がある場合や効果が得られない場合にはステロイド薬の投薬となります。免疫の異常な働きを抑える新しい治療薬として、生物のタンパク質から作られた生物学的製剤が使用されることもあります。投薬と並行して、関節の動きを良くしたり筋力を付けるために、理学療法も行われます。体に負担がかからない運動を継続して行います。

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