男性不妊症

初診に適した診療科目

男性不妊症はどんな病気?

不妊症というと女性側に原因があると思われがちですが、不妊治療の過程で調べてみると男性側に原因がある場合も少なくありません。男性不妊症には、精子の数が少ない精子減少症や、精子がない無精子症があります。その他に膣内射精が困難な射精機能不全や勃起障害、精子は作られるが死滅しやすい精子通路障害などがあります。女性に比べ男性のほうがデリケートで原因究明に消極的ですので、慎重な提案が必要です。

主な症状

最近多くみられる病気です。今までは、女性が原因だと言われてきましたが、最近では男性不妊症という言葉をよく耳にするようになりました。精子を採取し病院で検査をしますが、症状は精子の数が少なかったり精子の運動能力がないため卵子まで到着できずに子供ができないというケースがあります。またストレスが関係しているとも言われています。

主な原因

不妊症の理由としては、女性の側に問題がある場合と男性の側に問題がある場合があります。男女共通の問題もあり、それぞれ にいくつかの問題点が考えられます。男性不妊症の原因として考えられるものは、精子の異常、精子の通路障害、性交障害 などがあり、精子の異常としては、精子減少症 、精子がまったく形成されない無精子症 や精子過剰症など、さまざまあります。

主な検査と診断

男性不妊症とは、男性側の原因で結婚して避妊せずに2年間子供ができません場合を言います。検査方法ですが、左右の精巣の有無、大きさ、硬さを調べます。4日から1週間射精せずにマスターベッションで精液を採取します。精液中にまったく精子がありません場合やごく少数の精子しか見られません場合は、血液によります染色体検査や遺伝子検査、精巣の生検が必要になります。

主な治療方法

不妊の原因の半分以上は男性にあるということが近年の調査で分かってきました。男性不妊症には精子の量が少なすぎたり、動きが悪すぎる場合と精管が狭窄されていて精子が上手く放出できない場合があります。前者の治療法は人工授精をすれば十分解決することができます。また後者の治療としては狭窄されている部分を外科手術で広げれば治療できます。