臍帯ヘルニアサイタイヘルニア

臍帯ヘルニアはどんな病気?
臍帯ヘルニアは、腹部臓器の一部が臍帯内に突出するという異常で、先天性欠損症です。脱出臓器は、薄い膜でカバーされており、薄い膜とは、羊膜、臍帯硬質、腹膜の三層でできています。原因は胎生3、4週の腹壁形成障害だといわれており、在胎20週頃の超音波エコーにて発覚することが多くなっています。この病気は、半数以上の症例が染色体異常や重症奇形を合併しています。


臍帯ヘルニアの症状
臍帯ヘルニアは、まだ産まれて間もない赤ちゃんのへそが、まだ十分に閉塞されていない状態のときに内臓がへそのほうに出っ張った状態になる症状のことをいいます。いきむと内臓が出たり、寝転がったりすると元に戻ったりすることがあります。年齢と共に回復することがありますが、治らない場合は、へそに内臓が挟まって腹痛を引き起こす場合もあります。

臍帯ヘルニアの原因
臍帯ヘルニアは、腸を原因とする病気で、胎児期に、腸の成長中に起こります。簡単に説明すると、赤ちゃんは、お腹の中で各内臓器官が作っていきます。その時に、肝臓が成長していくために、腸は、赤ちゃんの身体の外で成長するのです。もちろん、最終的には、身体の中に戻るのですが、その戻ることができなかったものが、臍帯のヘルニアになります。

臍帯ヘルニアの検査と診断
臍帯ヘルニアは20週以降に確認出来ることが多いです。検査方法としては妊婦検診時におこなう胎児エコーにより出生前診断されることが多いです。出生前診断された場合、新生児外科治療の可能な病院での出産が望ましいです。出産後に診断された場合は新生児外科治療の可能な病院への搬送が必要になってきます。他にも合併の奇形を確認する必要があります。

臍帯ヘルニアの治療方法
臍帯ヘルニアは、赤ちゃんのおなかの壁が作られなかったことによって、臍帯の中に赤ちゃんの内臓がはみ出した状態になっていますので、これにおける治療法は、開腹手術によって赤ちゃんの内臓をおなかの中へ戻す処置をしていきます。小腸などの臓器が少しだけ出ている場合は、一回の開腹手術のみで済みますが、内臓の量が多く出ている場合は、開腹手術を数回に分けて、少しずつおなかの中へ戻していきます。

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