硬膜外血腫コウマクガイケッシュ

硬膜外血腫はどんな病気?
頭蓋骨と脳の間には、硬膜と呼ばれる膜があります。何らかの原因で頭蓋骨に強い衝撃を受けた場合、頭蓋骨と硬膜の間に血液がたまり、それが血腫となることがあります。そのような状態のことを、硬膜外血腫といいます。激しい頭痛や嘔吐などが初期の症状として見られます。症状が進行すると生命にかかわる事態になってしまうので、頭部に強い衝撃を受けたあとには念のために病院での検査を受けておくことが大事です。


硬膜外血腫の症状
急性硬膜外血腫とは、衝撃部位の下に頭蓋骨骨折を伴って、発生することが多く、側頭部によく発生するのが特徴です。そして出血源は中硬膜動脈・静脈です。症状として代表的なものは意識障害があります。硬膜が頭蓋骨にくっついていて血腫が徐々に大きくなりますため、意識清明期を経た後に、意識障害が出ますのが典型的なケースとされています。意識障害の他に脳が圧迫されますことより運動麻痺・言語障害があります。

硬膜外血腫の原因
硬膜外血腫の原因を知るためにまずは、硬膜は脳を覆う膜の一番外側にある喪だと知っておいてください。その硬膜の表面に浮き出るように走っている血管が頭蓋骨などで傷ついてしまうことがあるようです。切れた血管から血が出て硬膜と頭蓋骨の間に血がたまってしまうことで起こってしまうのです。若い10~30歳前半位の人に多いようで65歳以上に少ないようですが、高齢者に発症することもあるみたいです。

硬膜外血腫の検査と診断
硬膜外血腫の検査方法は、問診によってまずは頭痛や嘔吐やしびれなどがないかを確認します。そしてその後、頭部とCTで検査するのです。この画像検査によって、血腫があった場合には、その部分が白く映るのですぐに判明するのです。また形状も特殊で、血腫によっては頭蓋骨から剥がれて内側にでてしまうので、結果的に凸レンズのような珍しい形になるのです。

硬膜外血腫の治療方法
硬膜外血腫の 血腫の大きさと症状の程度によって治療法が変わりますが、 開頭血腫除去術が行われます。ガイドラインでは、血 腫の厚さが2cm以上を手術の目安にしてい ます。 症状が軽い頭痛だけで血腫が少ない場 合は、入院し経過観察、または脳圧降下薬の点滴注射 が行われることがあります。少量の血腫は、数カ月以上を要することもありますが、自然吸収 により消えます。

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