洞不全症候群ドウフゼンショウコウグン

洞不全症候群はどんな病気?
洞不全症候群とは、心臓の調律を発生させる洞房結筋が原因となり、徐脈を起こす病気です。普段から基本的に心拍数が通常よりも少なく、運動をしても上がらないために、脳に血が足りなくなり、貧血のような症状や、失神の発作といった症状が現れます。その他に現れる可能性がある症状は、うっ血性心不全、狭心症、身体のだるさなどが挙げられます。


洞不全症候群の症状
洞不全症候群の症状は、心停止もしくは徐脈に伴う失神やめまい及び立ち眩みなどや運動時の息切れ及び倦怠感や疲労感、筋力低下、心不全の悪化による呼吸困難などです。日中にこの失神やめまいが不原因で、転倒したり事故に遭う等して重大な外傷をもたらす場合もあります。また、高齢者の場合は人格が変わったり、記憶力や気力の減少もあります。

洞不全症候群の原因
洞不全症候群の原因は90パーセント以上は特定できていないのが現状です。洞結節の刺激を生み出す能力の低下などは心房間伝道の障害でありますし、迷走神経の緊張亢進、高カリウム血症、薬剤投与、抗不整脈薬などによるものも考えられます。心筋症や心筋炎、リウマチなどに合併しやすいともいえます。最も多いのが加齢による心房節の線維化によるものです。

洞不全症候群の検査と診断
脳や心臓、肝臓などに機能不全があらわれる洞不全症候群の検査方法は、心電図でP波の確認をする方法があります。P波は心房が興奮する時に発する波なのですが、このP波が極端に少ない場合、この病気の可能性を疑う必要があります。また長い期間長距離走などの運動をしている人の場合は、数値に症状があらわれにくい場合もありますので、その際は心電図が徐脈で同時に脳の虚血症状が出ているかなどを確認します。

洞不全症候群の治療方法
洞不全症候群の治療法は、基本は薬物療法を行います。洞結節の自発的興奮の回数を増やす目的で、抗コリン薬、β刺激薬などの経口薬や静注薬を用います。しかし、薬で良い結果が出ない場合や、薬を辞めると症状が悪化するような場合には、ペースメーカーの適応となります。症状があり、HR:40/min↓かつ最大RR間隔が3秒↑、症状が無くとも、HR:40/min↓かつ最大RR間隔が5秒↑がペースメーカーの適応です。

洞不全症候群の初診に適した診療科目

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