不感症 フカンショウ

初診に適した診療科目

不感症はどんな病気?

不感症とは、解剖学や生理学のいずれにおいても、最初から女性に何かが欠けているということではなく、性的な感情がなんらかの原因で抑制されることによって起こるものです。
性的な感情を得るためには、未熟ではない成熟された感情が必要となります。

主な症状

不感症とは、性交の際にまったく性的快感を感じることが無いことをいいます。症状としては、この病気の殆どが女性であり男性の性器を女性性器に挿入しても殆ど反応が無いのが特徴なのです。
この治療法は、メンタル的なものが大きいので、メンタルトレーニングで異性に対する愛情や感性を高めることでかなり改善してくることが報告されています。

主な原因

不感症の原因は、様々ですが、精神的なものと身体的なものがあります。精神的な原因には、性行為に対する不安や緊張、恥ずかしさなどがあります。
身体的な原因には、生理不順や出産などの体質や変化による問題があります。ストレスからくる体調不良など、複合的な原因がもとで不感症になる女性もいます。

主な検査と診断

不感症の検査方法といった、機械的に検査する方法というべきものは、はっきり言って存在しないですが、個人的に、チェック項目といわれるものがいくつかがあります。
触られると、くすぐったいだけで、感じない、性行為に全く興味がない、興奮を感じない、性交渉が億劫で仕方がない、膣内性交で、絶頂感を得られない、性交時に苦痛を感じるなど、チェック項目がいくつかある場合は相談に行くべきです。

主な治療方法

性行時に性的な満足を感じることのできない不感症にはどのような治療法が有効なのでしょうか。この病気の治療の際に重要なのは「なぜ性行時に興奮できないのか」という精神的な原因を捉えることです。
そのためまず女性だけで医師を対話します。そのあとに男性側とも話をします。両者に解決の糸口があれば、対話によって解決します。
女性の生理的な部分に原因がある場合、婦人科医が治療に当たります。