紅斑

初診に適した診療科目

紅斑はどんな病気?

人の皮膚には異常が起きると様々な症状がでます。その中に紅斑と言われる症状があります。これは皮膚に赤い斑点が現れる症状です。これは表面に症状が出ているのではなく、指で押してみると皮膚が白く変化します。時に顔や足、体の様々な場所に現れます。現れる原因には様々な病気が隠れています。現れた場合は体に何らかの異常が現れている証拠です。医師への受診が必要になります。

主な症状

紅斑は、皮膚の表面が寒冷、細菌やアレルギーなどの感染によって赤くなります。発症した部分が赤くなるという症状がでるため、周囲の人間はもちろん、かかった当人にもすぐに把握することができます。皮膚の温度が高くなる場合がありますが、命には別状はありません。日常生活に支障がない場合が多いので、病気としては軽度な部類に入るといえます。

主な原因

紅斑とははっきりとしたほぼ円形の赤色の斑点が左右対称に多数できるものです。ふちはむくんで隆起しており、中央が紫紅色を帯びているのが特徴です。原因は一種のアレルギー反応で、ウイルスや細菌、カビなどの感染症、薬物の副作用、悪性腫瘍など多くの挙げられます。その中でも、中心となっているものはヘルペスウイルス、薬、肺炎マイコプラズマです。

主な検査と診断

紅斑の検査方法は、まずは一般的に見た目に発疹が現れていないかどうかを検分することから始まります。そして赤い発疹が確認できた場合には、そこからさらに血液検査、皮膚検査を実施するのです。これらの検査では、まずは検体をとりだして、そして原因となっているウイルスの抗体ができていないかどうかをチェックします。一般的に血液より皮膚の方が検出しやすいので、皮膚からの摂取が主に行われます。

主な治療方法

紅斑の治療法とは、一番重要とされているのが、ベッドの上で安静にしているという方法です。これはだれでもできることですが、一方でじっとしていることが苦手な人には苦痛なので、根気が必要となります。ほかにも治療薬というものがあって、症状に応じてテトラサイクリン系の薬やペニシリン系の薬を2~4週間程度服用することで、状態が良好になっていきます。