しこり シコリ

初診に適した診療科目

しこりはどんな病気?

しこりとは皮膚の内部に出来る腫瘍です。なんら問題もない脂肪の塊の場合もありますし、悪性の腫瘍の場合もあります。
しこりは体の至るところに出現します。手でさわると丸くこりこりとした手触りです。
ほうっておけば大きくなる場合もありますので病院での診察が必要です。

主な症状

しこりは、身体の一部分が硬くなる病気のことです。どの部分がなるかは人それぞれですが、乳房や首などに多い傾向にはあります。
しこりは男女問わずなることがあり、硬さは症状によって違います。硬くないものもあるため、病気にかかっている本人が気づかないといったケースもあります。
痛みはあることも、ないこともあります。はじめは小さいものでも徐々に大きくなる場合が多いです。

主な原因

しこりには様々な原因があります。しこりといえば癌などの腫瘍を想像する人が多いですが、腫瘍のほかにもリンパ節の腫れ、粘液のたまるガングリオン、水がたまる滑液包炎、毛孔のつまりから老廃物が蓄積するアテロームなどもしこりの原因となります。

主な検査と診断

検査方法としては、しこりの場所や大きさ等によって変わってきますが、基本的には機械を使った検査と直接医師が手で調べる方法があります。
正確に判別するために機械を使うことが多く、皮膚の上から超音波を出す機械で画像を写すエコー検査、レントゲン検査、MRIやCTといったもので検査します。また良性か悪性かを調べる為に注射針を刺して細胞を取り出し、顕微鏡で調べます。

主な治療方法

しこりは、良性のものがほとんどです。良性であれば切除する必要はなく、経過観察することが多いです。
しかし、良性のものでも本人が気になる場合や大きいものは手術で切除します。
また悪性のものはその疾患に合わせた専門的な治療が行われます。