抜毛症 バツモウショウ

初診に適した診療科目

抜毛症はどんな病気?

抜毛症の要因はストレスによるものが大きいとされています。手が触れる前頭部付近の毛を抜いてしまうのが特徴で、その毛が無くなると他の部分の毛も抜いてしまう事があり、頭髪以外にも眉毛・まつ毛を抜く場合もあります。
ストレスが無い生活を送る事が症状を緩和させる方法であり、内向的な人が症状を患っている場合は、運動や趣味を見つけて健康的な生活を送る事が大切です。

主な症状

抜毛症の症状は、正常な髪の毛を抜いてしまうことです。無意識に抜くこともあり、一度抜いてしまうと手が止まらなくなってしまいます。また特定の場所を集中的に抜くためその部分が剥げてしまいます。
髪の毛が自然と抜ける場合は毛根部分が白くなっていますが、この場合は無理やり引っ張るように毛を抜くため毛穴を傷つけてしまいます。それによって毛嚢炎を併発したり髪の毛が二度と生えて来なくなることもあります。

主な原因

抜毛症という病気は、過度のストレスが原因で引き起こされるもので、女性の患者さんが多いです。
この病気は、本人が気づかないうちに発症していることが多く、ストレスを抱えやすい社会人から、家庭環境やいじめによるストレスを抱えている子どもにも起きます。
ストレスを軽減することを目的に行われているのです。精神的な面が影響しているので、まずは精神安定を図ることが望ましいでしょう。

主な検査と診断

抜毛症とは精神的衝動にかられ自分の頭の毛や体の毛などを引き抜いてしまう癖の病気で心理検査やカウンセリングを行なうなどいくつかの検査方法があります。
無意識に毛を抜いてしまったり、その毛や毛が抜けた部分にできたかさぶたを食べてしまったりといろんな症状がみられます。
原因は衝動制御障害に分類される障害です。治療法は心理的、精神的ストレスを解消することです。

主な治療方法

別名トリコチロマニアと呼ばれる抜毛症。この治療法はその原因となる精神的な障害を取り除くことや、和らげること、そして他のストレス発散法を見つけることなどがありますが、まずは病気の自覚を持つことが治療の第一歩となります。
信頼できる専門医を見つけ、自分がトリコチロマニアであることを認め、時間をかけて治療に取り組みましょう。そして周囲の人間も一緒になり、精神的心理障害の解消に進んでいくことが重要です。