壊疽 エソ

初診に適した診療科目

壊疽はどんな病気?

壊疽とは感染症あるいは血栓症などによる虚血を原因とし、体組織の腐敗に特徴づけられる壊死の合併症であり、黒色あるいは緑色で悪臭を示します。腸管の壊死は放置すれば必ずこの病気になってしまいます、他にも肺、子宮、手足の指など外界と関連のあるものが陥りやすいです。この病気に最も有効な治療法は原因機関に対する血行再建術であり、回復を示すことがあります。

主な症状

壊疽が生じてしまった場合、原則的にはその部分は、それを構成する組織や細胞などが死んでいくといった現象がみられます。そのため外見上は、皮膚などの組織がただれたり、膿んでしまったりといったような症状が観察されるケースがあります。ところが、皮膚などの表面以外、例えば内臓などでそれが起こった場合には、外見上わからないため、痛みが生じない場合などは気がつかないこともあります。

主な原因

壊疽を引き起こす原因には、いくつかの種類があります。その中でも見逃せないなのが、血管の障害です。血管の流れが悪くなってしまうと、身体に侵入してきた細菌を攻撃する白血球や傷口を治す成分が必要な部分に行き渡らなくなります。そのため、直ぐに治るはずの傷がいつまでも治らないことになります。その結果として傷口が膿んでしまい、傷口が潰瘍になってしまったり細胞が死滅してしまうのです。

主な検査と診断

壊疽という現象が体で起きているかどうかを知るためには、いくつかの検査方法が存在すると考えられます。もっとも単純で確実だと考えられるのは、目視による検査ということになります。この方法をおもに体の表面に限定されることになりますが、この現象が起こっていれば、その起こっている場所が変色したり、膿んできたりしますので、容易に把握することができます。

主な治療方法

壊疽の効率的な治療法とは、結局は手術によるものが一番となっています。原因となっている器官の結構を再び促進させるために、血管をきちんとつなぐなどの方法を利用することで治療することになります。ただし、こうした方法が有効な場合ならば大丈夫ですが、そうではない場合もあるので、手遅れになったら、結局は切断するしかなくなってしまうこともあります。