ポリープ ポリープ

初診に適した診療科目

ポリープはどんな病気?

のど仏の裏側にある声帯の粘膜部分が腫脹、または突出してできたものを声帯ポリープといいます。40~50代の男女どちらかといえば女性に多い病変です。のどの酷使や激しい刺激を与えることによって、粘膜の下に出血がおこってしまいます。声を出さないなどすれば自然と治る場合もあるが、大きい場合には手術が必要になります。早めに専門医にかかるのが得策です。

主な症状

ポリープが存在しているとしても、必ずしも症状があらわれるわけではありません。特に自覚できるものはない場合の方が多いと考えられています。ときには、痛みや違和感などを感じることもあるといわれていますが、どちらかといえば、それらを感じるケースの方が少ないと考えられています。本人が自覚しないままに進行しているケースがあるため、注意が必要です。

主な原因

大腸ポリープになるのは、動物性脂肪や蛋白質の過剰摂取、植物性脂肪の摂取の減少といった欧米の食生活への変化、そして遺伝子の変化が原因です。食事やお酒の中にある発がん物質により、遺伝子に傷がつき、細胞の設計図がおかしくなり、遺伝子が変化してしまうのです。遺伝子の中でもAPC遺伝子とRAS遺伝子が変化することにより起こるのです。

主な検査と診断

ポリープの検査方法については、血液検査・遺伝子検査・バリウム検査などがありますが、ここでは「内視鏡検査」を紹介します。まず腸内を綺麗にするため洗浄液を飲み、便が透明になったら再び来院します。次に軽い麻酔を行い、盲腸まで内視鏡をいれ検査していきます。そして内視鏡手術が可能な場合には治療し状況に応じては1~2日安静にしておくために入院する必要があります。

主な治療方法

ポリープは悪性化するかどうかを見極めてから治療します。治療法としては内視鏡で切除することが一般的です。内視鏡の先端で焼き切ったりします。1回で取り切ることができなければ何回も通院して治療することになります。基本的には通院して治療をすることができますが、内視鏡の治療の種類によっては負担がかかるので入院をして治療することもあります。