神経鞘腫シンケイショウシュ

神経鞘腫はどんな病気?
神経鞘腫とは神経の近くに発生する良性の腫瘍です。比較的によく見られる疾患です。この病気は数多くある神経細胞のうちの一つに発生する病気なので、ほかの細胞は正常なままです。しかし一つの神経に数珠のように連なって発生することもあるので注意する必要があります。発生する年齢は20代から70代までと比較的幅広いのですが、平均年齢は40代と言われています。


神経鞘腫の症状
神経鞘とは、神経を包んでいます膜のことで、そこから発生しました腫瘍を神経鞘腫と言います。聴神経の症状の場合は難聴・耳鳴り・めまいが、三叉神経の場合は顔面のしびれ・腫瘍が大きくなりますと難聴・歩行障害があります。治療法は開頭手術で、全身麻酔下で頭蓋骨をはずし顕微鏡を使って腫瘍を摘出します。高齢者・全身麻酔のリスクの高い方には定位的照射線治療をします。

神経鞘腫の原因
きわめて特異な腫瘍で、神経の中に発生する、神経鞘腫は時に多発する場合があります。発生原因は、神経自体は、黄白色の比較的硬いひものような組織ですが、その神経の線維をおおっているシュワン細胞が起源となっていると言われています。20代~50代の発生が特に多く、男女の比率の割合の差はさほどないです。頭部、頸部、上肢の前面、下肢の後方の発生が多いです。

神経鞘腫の検査と診断
神経鞘腫の検査方法についてですが、レントゲン写真には腫瘍は写りません。腫瘍が骨のそばにあり、骨に食い込んでいる場合は、骨が欠損して写ります。MRIによる画像診断で、正確な腫瘍の位置や大きさを調べます。また聴力検査、特に高音域の検査を行います。感覚障害や運動障害がある場合には、筋電図を使い障害の程度を確認する検査を行う場合もあります。

神経鞘腫の治療方法
神経鞘腫の治療法は、痛みなどの症状が無く小さい場合なは、特別な治療をせずに経過観察のみで良いことが多いです。強い痛みや治りが悪い場合は手術をし、手術では束になっている神経線維を腫瘍から剥がし、腫瘍が出来ている一本の筋と腫瘍を切り取ります。術後は一時的な痺れや運動障害が起こる事がありますが問題ありません。完全に除去すれば再発もおきません。

神経鞘腫の初診に適した診療科目

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