当院は、急性期医療を充実させるために平成20年から積極的にIT化を推進し、オーダリングシステム、PACS導入によるフィルムレス化、電子カルテ導入によるペーパーレス化を行い、毎年増加している医療スタッフ間での情報共有の迅速化を図っています。また最新式の医療機器を取り揃えながら、医師の増員により医療の質の向上を目指してまいりました。平成22年より入院診療費を1日当たりの定額を基本とした包括評価方式(DPC)の対象病院となり、現在は19診療科を標榜し、病床数236床(一般急性期158床、地域包括ケア60床、医療療養18床)で稼動しています。新規入院患者さんの多くは急性期病床への入院であり、急性期医療を主体としつつ、地域の皆さまに安心して頂けるような医療を提供しています。 現代の医療は一人一人に合った医療サービスを提供する時代であります。質の高い医療サービスにとって一番大切なものは医療スタッフであります。外来や病棟で医療や看護に携わる医師、看護師だけでなく、薬局、検査、放射線、リハビリ、臨床工学、医療連携、事務、栄養管理、給食等多くの部署で皆さまを支えています。全スタッフがそれぞれの立場で一番良い医療を考えて行動できる病院であり続けるように頑張ってまいりますので、これからも九州鉄道記念病院をよろしくお願い申し上げます。
CTを用いた肺ドックや検診を実施している施設は、地域によって異なります。以下は一例です。
また肺ドックまたは肺検診は、肺の健康状態を評価し、肺疾患の早期発見や予防を目的とした検査や診断のことを指します。肺は呼吸を担う重要な臓器であり、肺疾患は世界中で多くの人々の健康を脅かす疾患の一つとされています。肺ドックや肺検診は、肺の健康状態を評価し、肺疾患のリスクや症状を早期に発見し、予防措置や治療の早期開始を促します。
肺ドックや肺検診には、以下のような検査や評価が含まれることがあります。
循環器疾患専門外来は、心臓や血管に関する疾患の診断や治療を専門に行う外来のことです。具体的には、不整脈、狭心症、心筋梗塞、心不全、動脈硬化、高血圧などの病気が含まれます。
循環器疾患専門外来では、まず患者の病歴や症状を詳しく聞き取り、心電図や超音波検査、血液検査、CTなどの画像検査を行い、診断を確定します。また、心臓カテーテル検査や冠動脈造影などの侵襲的な検査が必要な場合もあります。
治療には、薬物療法や手術、カテーテル治療などがあります。具体的な治療方法は、病気の種類や症状、進行度合いによって異なります。また、生活習慣の改善、食事や運動などの指導も行われます。
循環器疾患専門外来では、循環器専門医や看護師、臨床検査技師などの専門スタッフが治療にあたります。また、循環器疾患に関する情報提供や相談などのサポートも行われます。
心臓や血管に関する疾患は、放置すると重篤な合併症を引き起こすことがあります。そのため、早期発見、早期治療が大切です。循環器疾患に疑いがある場合は、循環器疾患専門外来を受診して専門的な治療を受けることをお勧めします。
乳がんの検査方法として、乳房触診、マンモグラフィー(乳房X線)検査、乳房超音波(エコー)検査の3つの方法がありますが、その一つであるマンモグラフィー検査は、乳腺専用のX線装置を用いたレントゲンで検査する方法です。これにより、腫瘤(しこり)や石灰化・乳腺のゆがみなどを確認します。この検査方法の長所としては、触診や超音波でしこりを認めない乳がんでも石灰化、乳腺のゆがみとして乳がんを発見できると言う点や、石灰化の性状や範囲がわかる、という点です。短所としては、検査に痛みを伴う場合があり、年齢、乳腺量の個人差により詳細な診断ができないことがある、という点です。なお、レントゲン検査のため、妊娠中の方は、基本的に受けられません。
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