原泌尿器科病院は泌尿器科の専門病院ですので、泌尿器の疾患に対して良性・悪性を問わず、検査から治療までを一貫して行っています。尿路結石症、排尿障害、性感染症などの一般的な泌尿器科診療のほか、がん、前立腺肥大症、尿道狭窄症などに対する手術も内視鏡手術を中心に低侵襲手術を幅広く行うほか、膀胱内出血や睾丸回転症といった緊急性の高い治療にも対応しています。 また、腎臓病や慢性腎不全の指導や管理にも力を入れ、ドクターはもとより薬剤師や管理栄養士といった多職種が連携して生活改善の指導も行っています。中でも専門とする尿路結石症の受診数は増加傾向にあり、遠方からも多くお越しいただいています。難症例の患者さんや若年層の患者さんも多くお越しになります。それだけに、内視鏡を用いた治療を軸に今後さらに専門性を磨き、先進的な医療技術の追求に努めていきたいと思います。その取り組みの1つとして、2020年5月からオンライン診療を始めました。過去に当院で手術した人の経過観察などを中心に行っています。今後は病診連携を強めて、通院が困難な人や遠方の患者さんであっても、ご自宅近くのクリニックや病院で経過観察や画像診断を行いながら、必要があれば当院で手術などの治療を受けるといったITを活用したシステムを構築していきたいと考えています。また、内視鏡を用いた治療について、多くの先生方が行えるようになればと思い、育成にも力を入れています。自分の持っている技術を一人だけのものにするつもりはなく、多くの医師につなぎ、日本の医療貢献に役立てることができればと思います。
体外衝撃波結石破砕術(ESWL)は、泌尿器系の石灰化した結石を非侵襲的に破砕する治療法の1つです。ESWLを実施している施設は、大きな病院の泌尿器科や専門の泌尿器科クリニック、泌尿器専門の診療所などがあります。
ESWLは、体外から高周波の音波を石に集中させて破砕する方法で、手術室で麻酔下で実施されます。入院は必要ありませんが、手術後に腰部痛や排尿障害、微小な出血が生じることがあります。また、石が小さくなるまで複数回に分けて治療を行う場合もあります。
ESWLは、直径が2cm以下の石に対して有効で、多くの場合は1回の治療で石が破砕されますが、石が大きかったり、硬度が高かったりする場合は手術が必要なこともあります。結石症の疑いがある場合は、専門の医療機関を受診し、適切な診断・治療を受けることが重要です。
再診遠隔診療は、患者が医師の診察を必要とする状況で、電話オンラインを介して医師との遠隔での相談や診察を行うことです。直接来院する必要がない場合に役立ちます。
電話診療は、患者と医師が電話を介して直接会話することによって行われます。 一方、オンライン診療は、ビデオ会議やチャット機能を備えたオンラインプラットフォームを使用して、患者と医師がやり取りすることによって行われます。
遠隔診療は、医療機関や医療機関の提供する適切なプラットフォームを利用して、方法、技術的、倫理的な要件に従って実施することが重要です。問題を抱えた場合や、地理的に離れた場所にいる場合に特に役立ちます。詳細事項は厚生労働省のページをご覧下さい。・初診 遠隔診療対応医療機関・再診 遠隔診療対応医療機関
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