減感作療法(アレルゲン免疫療法)に対応できる病院一覧（東洋医学専門外来あり、二次救急医療機関（中等症〜重症 病院群輪番制）） 15件

「減感作療法(アレルゲン免疫療法)」について

減感作療法、つまりアレルゲン免疫療法を実施している施設は、多くのアレルギー専門の病院やクリニックで行われています。以下に、アレルゲン免疫療法を実施している施設の特徴をいくつか紹介します。

1. アレルギー専門の病院やクリニック アレルゲン免疫療法は、専門的な知識や技術が必要な治療法です。そのため、アレルギー専門の病院やクリニックで行われることが多く、アレルギー専門の医師が在籍していることが特徴です。

2. 精密なアレルギー検査を行う アレルゲン免疫療法を行う前には、正確なアレルギーの原因を特定するために、精密なアレルギー検査が必要です。アレルギー専門の病院やクリニックでは、検査に最新の技術を導入しており、正確な診断を行うことができます。

3. カスタマイズされた治療プランを提供する アレルゲン免疫療法は、個々の患者さんに合わせたカスタマイズされた治療プランが必要です。アレルギー専門の病院やクリニックでは、患者さんのアレルギーの種類や重症度、治療にかかる期間などを考慮して、最適な治療プランを提供します。

4. 専門的なスタッフが在籍している アレルゲン免疫療法は、注射や点滴などの治療が必要なため、専門的なスタッフが在籍していることが特徴です。アレルギー専門の看護師や薬剤師が在籍しており、患者さんの安全な治療をサポートします。

5. アフターケアも充実している アレルゲン免疫療法後には、アフターケアも重要です。アレルギー専門の病院やクリニックでは、治療後の定期的なフォローアップを行い、患者さんの状態を確認して治療効果を評価します。
   また、症状の悪化や副作用が生じた場合にも、早期に対応するための体制が整っていることが望ましいです。具体的には、治療後の定期的な受診や、治療期間中の副作用や症状の経過を記録するカルテの作成が行われます。また、治療中に発生する可能性のある重篤な副作用に対処するための設備や医師の手当て能力も重要です。

「東洋医学専門外来」について

「東洋医学専門外来」とは、東洋医学（中国医学・漢方医学・鍼灸・指圧など）に基づいた診療に特化した外来のことです。東洋医学は、東アジアを中心に古代から伝承されてきた医療の一つであり、体質や気の流れを重視した独自の病理学や治療法を持っています。

東洋医学専門外来では、西洋医学では説明がつかない症状や、西洋医学による治療に反応しない慢性疾患などに対して、東洋医学に基づいた診療を行います。診断には、脈診、舌診、診察などの手法が用いられ、病気の原因や体質に合わせた治療法が提供されます。

治療法としては、漢方薬の処方や、鍼灸、指圧、薬膳などがあります。漢方薬は、東洋医学に基づいて、患者さんの体質や症状に合わせて調合されます。鍼灸や指圧は、経絡（けいらく）と呼ばれる気の流れに沿って、針や指で刺激を与えることで、身体のバランスを整える治療法です。薬膳は、食材の特性や調理方法を考慮し、患者さんの体質や症状に合わせた食事療法を行うものです。

東洋医学専門外来では、東洋医学に基づいた治療を行う医師や鍼灸師、指圧師、薬膳師などが在籍しています。患者さんの症状に合わせた治療法を提供するため、病院内の診療科や外来との連携も大切にされています。

東洋医学専門外来では、西洋医学に比べて副作用が少なく、自然治癒力を高める効果が期待できるため、痛みやストレスなどの緩和や、体質改善、予防医学などに適しています

「二次救急医療機関（中等症〜重症 病院群輪番制）」について

二次救急医療機関とは、緊急の医療状況において、救急車で搬送された患者を受け入れ、治療を行う医療機関のことです。

一次救急医療機関である救急センターや救急病院が、容量オーバーとなった場合や、病状が重く二次救急医療が必要と判断された場合、患者は二次救急医療機関に搬送されます。

中等症から進行の患者を受け入れ、専門的な治療を行う病院群が、輪番制で二次救急医療を担当しています。患者の病状に応じて、適切な医療機関に搬送することで、迅速にかつ効率的な医療を提供することが目的です。