小児リウマチ・膠原病に対応できる感染症内科一覧（シャント外来あり） 1件

「感染症内科」について

感染症内科は、感染症に特化した内科の一分野です。感染症内科医は、細菌、ウイルス、真菌、寄生虫など、各種の感染症に対する診断と治療を行います。感染症内科は、一般的に感染症専門の外科や小児科と連携し、重症感染症の治療を担当することもあります。

感染症内科医は、患者の病歴や症状を詳しく聴取し、身体検査を行い、検査を実施することが多くあります。感染症内科医は、患者の症状と病原菌の種類に基づいて、抗生物質、抗ウイルス薬、抗真菌薬、抗寄生虫薬などを選択して治療を行います。感染症内科医は、患者に適切な診断と治療を提供することで、感染症に対する健康管理と治療を支援します。

また、感染症内科医は、感染症の予防や対策にも取り組んでいます。手洗い、予防接種、食品の適切な取り扱いなど、感染症予防に必要な情報を提供することもあります。

「小児リウマチ・膠原病」について

小児のリウマチ・膠原病の専門的診療を行っている施設は以下の通りです。

1. 小児病院：小児のリウマチ・膠原病に特化した病院では、小児リウマチ科が設置されており、専門的な診療を提供しています。小児の関節炎や全身性エリテマトーデス（SLE）、多発性血管炎などの自己免疫疾患に対して、最新の治療法を用いた診断・治療を行っています。

2. 大学病院：小児リウマチ科が設置されている大学病院では、最新の診断技術や治療法を用いた専門的な治療を提供しています。また、研究機関としても活動しており、最先端の医療を提供することができます。

3. 専門的クリニック：小児のリウマチ・膠原病の診療に特化したクリニックもあります。これらのクリニックでは、小児リウマチ専門医が在籍しており、個別に対応した治療を提供しています。

リウマチ・膠原病は自己免疫疾患のため、症状によっては重篤な病態を引き起こすことがあります。そのため、早期の診断と専門的な治療が重要となります。症状がある場合には、専門の医療機関やクリニックを受診することをおすすめします。

「シャント外来」について

シャント外来は、脳内の脳脊髄液の流れを調節するために、人工的に作成されたシャントを使用する患者さんの診療を専門的に行う医療機関の外来診療のことを指します。シャントとは、脳室内に管を挿入し、過剰に蓄積した脳脊髄液を他の部位に排出することで、脳内の圧力を調節するための装置です。

シャントは、脳室内シャント（脳室内に管を挿入し、脳室内の脳脊髄液を他の部位に排出する）、腹腔シャント（腹腔内に管を挿入し、脳脊髄液を腹腔に排出する）、胸腔シャント（胸腔内に管を挿入し、脳脊髄液を胸腔に排出する）などがあります。これらのシャントは、脳脊髄液の過剰な蓄積による病態を改善するために使用されます。

シャント外来では、シャントを装着した患者さんの経過を定期的にモニタリングし、シャントの正しい機能や適切な脳脊髄液の流れを確認します。また、シャントに関連する合併症の早期発見や対応、シャントの調整や修理、交換などの必要性を判断し、適切な治療を行います。

シャント外来では、神経外科医や神経内科医、放射線科医、看護師、臨床工学技士などの専門スタッフが協力して診療を行います。また、患者さんやその家族に対してシャントの正しいケアや管理方法の指導を行い、日常生活でのトラブルや合併症の予防に努めます。

シャント外来は、脳室内シャントを含む各種のシャントを使用した患者さんが対象となります