生活習慣が大きく影響する「耳鳴り」について

今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け!今回は『 生活習慣が大きく影響する「耳鳴り」について 』をご紹介させて頂きます。

「イライラ」や「不快感」も・・・

「耳鳴り」は、耳の奥で自分だけに聞こえる(あるいは感じる)自覚的な共鳴音です。実際には鳴っていない音が「鳴っているように聞こえる」現象です。耳鳴りに悩む人は、
(1)キーン、ピーン、ブーンといった鋭い音
(2)ボー、ゴーという低い音
(3)ザー、ガーといった騒がしい音
のいずれかを感じることが多いようです。

しかし、音の聞こえ方やその程度は、人によって大きく異なります。周囲に音源がないにも関わらず、耳鳴りがすることで、イライラして不快や苦痛を感じることでしょう。そのことで、仕事や学業、日常生活に支障きたすことになります。

「耳鳴り」は、数分以内におさまるなど、一過性のものであればそれほど心配はいりません。しかし、度重なる「耳鳴り」を放っておくと症状が悪化し、脳腫瘍や脳梗塞など重い病気が背後に潜んでいて、その病気が進行してしまう恐れがあります。

耳鳴りの約80〜90%は「内耳性」

私たちは、外から入る音の振動(音波)を「耳介」によって集め、「外耳」から「鼓膜」に伝えます。そして鼓膜の振動が「中耳」に伝わり、さらに「内耳」の「蝸牛」と呼ばれる器官に送られます。音波はそこで電気信号に変わり、神経を通って大脳に送られて「音」として認識されるのです。

耳鳴りは、その内耳にある聴覚器官(蝸牛)の細胞に何らかの異常が起こって発症すると考えられます。実際、耳鳴りの約80〜90%は「内耳性」によるものです。そして、耳鳴りと同時に、
(1)耳が遠くなる(難聴
(2)めまいがする
(3)自分の声が響く
(4)頭痛がする
(5)夜に眠れない
(6)肩こりがひどい
(7)動機がする
といった症状が見られることがあります。

「メニエール病」や「突発性難聴」の疑いも

耳鳴りの原因は多岐にわたり、いろいろな病気の影響が挙げられます。そのなかでも、
(1)耳の病気
(2)神経や脳の障害
(3)糖尿病
(4)高血圧症
(5)動脈硬化症
(6)自律神経失調症
(7)睡眠障害
(8)更年期障害
などが関与するといわれています。

なかでも、耳の病気として、「メニエール病」と「突発性難聴」は、耳鳴りを引き起こす原因として知られています。「メニエール病」は、内耳のなかにあるリンパ液の調整が乱れて、平衡感覚の異常が生じる病気です。激しい回転性のめまい、耳鳴り、吐き気を発作的にくり返すのが症状の特徴です。

一方、「突発性難聴」は、急に前触れもなく耳が聞こえなくなる病気です。同時に、耳鳴りやめまいが起こるのが一般的です。発症後2~3ヶ月で症状が固定するケースが多く、その症状が起こってから2週間以内に治療を始めることが大事です。

「ストレス」が深く関与している

メニエール病や突発性難聴も、発症には「ストレス」が深く関与しているといわれています。耳鳴りは、
(1)疲労
(2)寝不足
(3)生活リズムの乱れなどからくる「ストレス」がたまる
と、その症状が起こり、さらに悪化しやすい傾向があります。

強いストレスは、自律神経を乱すことになり、「慢性的なだるさ」や「めまい」とあわせて「耳鳴り」を引き起こすリスクを高めます。他にも、喫煙、カフェインの過剰摂取、あご関節の機能異常によって耳鳴りが起こることもありますが、まずは「耳鼻咽喉科」を受診し、専門医に相談しましょう。

大きな病気でなければ、補聴器のような器具をつける「音響療法」や、ストレスを緩和させるための「カウンセリング療法」が勧められるのが一般的です。

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