美しい「グレイヘア」へのお手入れ

今注目が集まっている医療や健康情報を病院検索ホスピタが厳選して分かりやすくお届け!今回は『 美しい「グレイヘア」へのお手入れ 』をご紹介させて頂きます。

「自然に生きるスタイル」を選ぶ女性たち

女性にとって、自分の髪は、メイクやファッションと同じように、生活を楽しむ要素の1つです。髪の色や髪型を変えて、いろいろな自分を見てみたい、という気持ちは、夢があって楽しいものです。ところが、女性の髪について、これまではあまり見られなかった現象が起きています。それは、40〜50代の女性のあいだに少しずつ、そして確実に広まっている姿です。

彼女たちは、目立ってきた白髪を隠さずに、そして染めることをやめて、「グレイヘア」のまま、自然に生きるスタイルを選んだようです。そして、グレイヘア(あるいは白黒交じった髪色)だからこそ似合うメイクやファッションを楽しんでいます。そういった自然なスタイルが、流行しはじめています。

「年齢に合わせた魅力」を楽しむ

「グレイヘア」という言葉は、2018年の流行語大賞にノミネートされています。もはや社会に認知されている姿なのかもしれません。年齢を隠さず、無理をせず、自然に生きる女性の新しいスタイルを、ポジティブに受け止める流れが、いまの社会に生まれているようです。

白髪染めをしている女性の約80%は、「いつかは染めるのをやめたい」と考えているといいます。美しいグレイヘアに憧れる女性は、思った以上に多いのでしょう。グレイヘアがブームになった理由として、美しさの価値観が変化している、との考えもあります。若さを追求するだけでなく、「年齢に合わせた魅力を楽しむ」ことに気づいた大人の女性が増えているとの見方です。

グレイヘアを「育てる時間」は大切に!

グレイヘアを始めるにあたり、もっとも懸念されるのが「移行期間」です。思いきって白髪染めをやめたのはいいけれど、しばらくすると、髪の生え際や根元から新しい白髪がちらほら顔を出します(いわゆる逆プリン状態といわれるものです)。

染めていた髪と白髪の混じった状態です。この状態は他人から見ると「ヘアケアを怠っている人」のように感じることでしょう。でも、この移行期間は「グレイヘアを育てる時間」です。周囲の目を気にせず、固定概念から解放され、自然でいる自分に変わる時間として楽しむとよいでしょう。

美しいグレイヘアは「6つ」の気配り

グレイヘアを美しく見せるには、白髪の特徴を知っておくことが大事です。白髪は、黒髪以上に
(1)パサつきが目立つ
(2)ゴワゴワしやすい
(3)ボサボサになりやすい
(4)黄ばむことがある
(5)体調の変化に影響しやすい
といった特徴があります。

グレイヘアでいることは、手入れを怠ることではありません。年齢なりの美しいグレイヘアは、細やかなお手入れによって保たれることを理解しておきましょう。特に「水分」と「ツヤ」が大事です。それに、潤いとツヤのあるグレイヘアは、逆に「おしゃれ感」がぐっと増してみえるものです。お手入れは、次の6つに気を配るとよいでしょう。

(1)ヘアオイルをこまめに使う
(2)ドライヤーのかけ方を工夫する
(3)髪は定期的にカットする
(4)紫外線の対策をしっかり行う
(5)適したシャンプーを選ぶ
(6)ホルモンバランスを整える

「オイル」と「冷風」で、ツヤを出す

グレイヘアのツヤを出すには、「ヘアオイル」を使って、いつも潤いのある状態を保つことが大事です。気に入ったヘアオイルを、ショートヘアなら1〜2滴、ロングヘアなら3〜4滴を目安に髪全体に、根元から毛先まで、しっかりなじませます。
お風呂上がりで髪を乾かすときは、まずタオルドライで十分に水分をとってからドライヤーの熱をあてるようにします。髪が乾いたら「冷風」で仕上げるとツヤがでます。また、美容室などで定期的にカットしておくと、髪のボサボサした感じが抑えられます。

「紫外線」と「黄ばみ」の対策は?

グレイヘアは、黒髪以上に「紫外線」からの影響(パサつきなど)が出やすいものです。夏場はもちろん、秋や冬でもよく晴れた昼間は、
(1)日傘をさす
(2)帽子をかぶる
(3)スプレータイプの日焼け止めを使う
など対策を忘れずに行いましょう。

グレイヘアを美しく見せるには、「保湿」を考えてシャンプーは刺激が少なく、やわらかい洗浄力の「アミノ酸系」を選ぶとよいでしょう。また、日本人の髪は欧米人にくらべてメラニン色素が多いため、「黄ばみ」やすい傾向があります。黄ばみを抑えて、きれいなシルバーを見せるには「紫シャンプー」が効果的です。

ホルモンバランスを「整える生活」

髪の潤いは「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンの働きが影響します。エストロゲンは、「女性を創るホルモン」と呼ばれ、生理の周期に合わせて卵巣で分泌される卵胞ホルモンです。妊娠や出産にも深く関わるホルモンですが、女性らしいやわらかな体型をつくる、肌や髪にツヤを与える、といった働きも持っています。

ところが、エストロゲンは、分泌量が30代半ばをピークに、加齢とともに減少します。40歳を過ぎると卵巣機能の低下にあわせて、エストロゲンの分泌は大きく減少します。中高年に入ると、肌や髪の潤いが低下するのは、ホルモンバランスの乱れが大きいでしょう。

ホルモンのバランスを整えるには、
(1)季節の野菜、海藻類、豆類なども取り入れたバランスのよい食事を適量食べる、
(2)十分な睡眠をとる
(3)ウォーキング、ヨガ、ストレッチなど心地よいと感じる程度の運動をするなど、無理なくできることから始めるとよいでしょう。

生活習慣の改善は、自律神経が安定し、イライラや不安が解消される効果も期待できます。そして、美しいグレイヘアと、それに似合いメイクやファッションで、落ち着いた大人の女性に変身するのは、きっと楽しいことでしょう。

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