デトックス効果? 注目の「高温反復浴」について

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今回は『デトックス効果? 注目の「高温反復浴」について』をご紹介させて頂きます。

効率的にカロリーを消費できる!

入浴による健康や美容については、ダイエットやデトックスなど、その効果が期待され、これまでさまざまな方法が紹介されて、そのたびに話題になっています。
(1)微温で長時間浸かる「半身浴」
(2)粗塩入りのお湯で体の汚れを排出する「粗塩入浴」
(3)日本酒に含まれる美容成分で体を整える「日本酒風呂」
(4)HSPを活性化させて疲労回復をはかる「ヒートショックプロテイン入浴」
など、みなさんはどれを試してみたでしょうか。

そして、いま注目されているのが「高温反復浴」と呼ばれる入浴法です。「高温反復浴」は、熱めのお湯に入ったり(入浴)、出たり(休憩)をくり返し行うことで、効率的にカロリーを消費できる入浴方法です。その消費カロリーは、半身浴の約3倍ともいわれています。

「ジョギングと同じくらい」のカロリー消費

私たちの体は、「自律神経」によって無意識に体の機能が調整されています。自律神経は、「交感神経」と「副交感神経」という2つの神経を使い、昼と夜にそれぞれ異なった働きで、体の調子を整えます。「交感神経」は、起きているときに働く神経で、心身を活発にする特徴があります。一方、「副交感神経」は、寝ているときに働く神経で、心と体の休息と回復を担う器官です。

高温反復浴は、熱めのお湯に浸かることで、「交感神経」が刺激されて新陳代謝が高まり、体の機能を活発にさせることで、カロリーを効率よく消費させることが狙いです。

半身浴が、約35~38℃のぬるめのお湯に長い時間入浴することで、副交感神経の働きを高めて、精神的な落ち着きと、肉体の弛緩をもたらすのに対して、高温反復浴は、熱めのお湯に何度も入ることで、約300kcalが消費できるといいます。これは、ジョギングを約5km行ったときに消費されるカロリーに匹敵する数字です。

効果を得るために「正しいやり方」を行う

高温反復浴は、効果の期待と同じくらいに、体への負担もそれなりにあります。正しい手順を守って安全に行いましょう。特に「水分補給」はとても大事です。高温反復浴を開始する前と後に、コップ1杯の水を摂取するよう心がけます。

さて、いよいよ高温反復浴です。次のような手順で、「入浴+休憩」を3回くり返します。

(1)バスタブに熱めのお湯(約40~43℃)をはる
(2)体を慣れさせるため、「かかり湯(かけ湯)」を行う
(3)バスタブにゆっくり入り、お湯に肩まで潜って、3分間浸かる
(4)バスタブから上がり、5分間休憩する(そのあいだに頭や体を洗うとよい)
(5)もう一度、バスタブに3分間浸かる
(6)もう一度、バスタブから上がり、5分間休憩する
(7)最後にもう一度、バスタブに3分間浸かる

高温反復浴で「注意する」こと

高温反復浴を試してみると、「思った以上に疲れる」と感じる人もいるようです。入浴の途中で気分や具合が悪くなったときは、ただちに高温反復浴を中止します。無理をせずに行うことが大事です。

また、持病がある人は、高温反復浴を試す前に必ず医師に相談しましょう。さらに、空腹のとき、食事のあとは控えるようにします。そして、貧血の症状がある人、妊娠している人は、高温反復浴を行ってはいけません。

大きな効果を得ようとして、お湯の温度をさらに高く設定しようとする人がいるようです。これは大変に危険です。お湯の温度(約40~43℃)は必ず守るようにしましょう。

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