3歳までが大事!「子どもの肥満」を防ぐには…

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今回は『3歳までが大事!「子どもの肥満」を防ぐには…』をご紹介させて頂きます。

肥満の原因「脂肪細胞」とは?

なぜ、人は太るのか。肥満の原因は、体のなかにある「脂肪細胞」が脂肪をため込んで肥大するからです。脂肪細胞は、下腹部、お尻、太もも、背中、腕の上部、内臓の周りなどなど全身に分布しています。

脂肪細胞は直径0.08mmの丸形の細胞です。一度作られると、ダイエットしても数を減らすことができないと言われています。3歳までの幼児期に脂肪細胞は急速に増え、成人になると約250〜400億個にまで増加します。

3歳までの「生活習慣」が影響する

脂肪細胞は、脂肪を取り込むと、約1.7倍にまで肥大化します。脂肪細胞は「3歳までに生涯の数が決まる」と以前は言われていましたが、最近の研究で、すでに体内に存在する脂肪細胞が脂肪でいっぱいになると、成人になってからでも脂肪細胞の数が増えることがわかってきました。

そのため、肥満の人の脂肪細胞は、一般成人の約2倍、つまり約500〜800億個にもなるといわれています。その原因は「生活習慣」です。最近、肥満体型の子どもが増えていますが、そこには、脂肪細胞が急速に増える3歳までの生活習慣が、大きく影響しているようです。

肥満になりやすい「3つ」の原因

幼児期に脂肪細胞を増やしすぎると、その後に「太りやすく痩せにくい」体質が作られてしまうでしょう。子どもの肥満の原因として怖いのは、次の3つです。周囲の大人が注意して、肥満を防ぐ生活をつけてあげることが必要です。

・夜更かし
・偏った食事
・慢性的な運動不足

<夜更かし>
肥満予防には「質のよい睡眠が必要」といわれます。睡眠中に分泌される成長ホルモンは脂肪を分解する働きがあります。不規則な生活をして、睡眠不足では、成長ホルモンの分泌が抑えられるため、脂肪が溜まりやすくなります。

お休みの日でも「早寝早起き」を心がけて、正しい生活リズムを整える習慣を身につけるようにしましょう。

<偏った食事>
知らず知らずに、糖質の多い食生活になっていないでしょうか。子どもが普通の食事ができるようになると、パンや麺類など食べやすいものが中心になることがあります。パンや麺類にはたくさんの糖質が含まれていることを忘れてはいけません。

また、喉が乾いたときにジュース(清涼飲料水)を与えてばかりいると、過剰な糖質摂取によって肥満体質が作られやすくなります。250mlの清涼飲料水には、角砂糖で約7〜8個分の砂糖が含まれています。水分補給は麦茶がよいでしょう。食事は野菜を中心にした献立を、幼少期から習慣化するとよいでしょう。

<慢性的な運動不足>
文部科学省の報告によると、1970〜2000年にかけての30年間に、男女ともに肥満傾向児の割合は、約2〜3倍に増加しています。その原因の1つに「慢性的な運動不足」が挙げられています。

子どもの運動不足の原因は、運動する環境が減少したこと、スマホやゲームなどの普及によって子どもの遊び方が変わったこと、が指摘されていますが、それでももっとも大きな原因は、2〜3歳の時期に運動する習慣が備わっていないことです。

外遊びは、子どもの体と心を大きく成長させる大事な行為です。
(1)普段からよく歩かせる
(2)公園などに連れていき、走ったり飛んだりするように促す習慣を心がけるとよいでしょう。

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