日焼け止めにある「SPF」と「PA」はどう違う?

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今回は『日焼け止めにある「SPF」と「PA」はどう違う?』をご紹介させて頂きます。

「日焼け止め」のことを知ろう

夏の季節は、お肌のための紫外線対策を行う機会が増えるでしょう。ことさら、海や山などレジャーでは、日焼け止めクリームが活躍する季節です。

日焼け止めクリームを上手に使うには、その効果(防止効果)について理解し、環境や状況に合わせて利用することが大事です。

特に、パッケージに記載されている、日焼け止めの強さをあらわす「SPF」と「PA」については、何となく分かっている程度の人が多いのかもしれません。自分のお肌はもちろん、お子さんがいらっしゃる方は、日焼け止めに関する知識を持って、子どものお肌も守ってあげましょう。

太陽光線で「もっとも有害」な紫外線

紫外線は太陽光線に含まれる電磁波の一種ですが、そもそも太陽光線は「赤外線」「可視光線」「紫外線」の3つに分類されます。

可視光線は、電磁波のなかで人間の目で見える波長の光線で、 いわゆる「光」と呼ばれるものです。光は波長が違うと色が変わります。 波長の長いものから、赤 → 橙 → 黄 → 緑 → 水 → 青 → 紫の7色の連続的な色に見えます。

赤外線は可視光線のもっとも長い波長「赤」より長い波長です。赤の外にある光線であるため「赤外線」という名前がつけられています。一方、可視光線のもっとも短い波長「紫」より短い波長(太陽光線のなかでもいちばん短い)が「紫外線」です。

電磁波は、波長が短いほどエネルギーが高く、照射されるダメージが大きいといわれています。したがって、太陽光線でもっとも有害なのものが「紫外線」というわけです。

紫外線は「3種類」ある!!

紫外線をよく「UV」と表記しますが、これは英語の「Ultra Violet」を省略した言葉です。可視光線のもっとも短い波長「紫」より、さらに短い波長であるため、超紫(すごく紫)という名前が付けられています。

紫外線は、その波長の違いから、さらに次の3つに分けることができます。

・UVA(紫外線A波)
・UVB(紫外線B波)
・UVC(紫外線C波)

3つのうちでいちばん有害な紫外線は、「 UVC」です。しかし、UVCはオゾン層によって吸収され、地上に届くことはほとんどないため、私たちが直接影響されることはありません。そのため、日焼け止めは、UVA(紫外線A波)とUVB(紫外線B波)をカットするものが販売されています。

UVAは「シワ、たるみ」、UVBは「シミ、そばかす」

UVAはメラニンを作りだし、肌を黒くさせます。そして波長が長いので、肌の奥深く真皮まで届きます。そして、DNAを傷つけ、コラーゲンやエラスチンも破壊しながら、長い時間をかけてゆっくり確実に、シワやたるみなどの肌老化を進行させます。

UVBは肌表面が赤くなる炎症を引き起こします。波長が短いためエネルギーが強いのが特徴です。皮膚の奥まで浸透することはありませんが、肌表面で吸収され細胞にダメージを与え、やがて色素沈着し、シミやソバカスの原因になります。

「SPF」と「PA」はどう違う?

SPFは、Sun Protection Factorの略で、UVBを防ぎ、日焼けが始まる時間を遅らせる効果を示します。日焼けが始める時間には個人差はありますが、約15~20分が一般的です。そこで例えば「SPF30」の日焼け止めであれば、30倍遅らせることができるため、20分×30倍で、約600分(10時間)後に日焼けが始めることになります。1時間以上の屋外レジャーやスポーツには、「SPF50以上」がおすすめです。

日焼け止めに表記される「PA」は、Protection Grade of UVAの省略です。UVAをカットする強さが「+、++、+++、++++」の4段階であらわされています。+の多いと、UVAを防止する効果が高いことを示します。屋外のレジャーや長時間のスポーツには、「PA+++」か「PA++++」が適しています。

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