梅雨の時期、なぜ、赤ちゃんの「ぐずり」は増えるの?

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今回は『梅雨の時期、なぜ、赤ちゃんの「ぐずり」は増えるの?』をご紹介させて頂きます。

雨が多いと、赤ちゃんも滅入る?

天気の悪い日が続くと、どうしても気持ちが沈んでしまいがちです。それは大人も子供も同じようですが、赤ちゃんも梅雨の時期は、機嫌が悪く「ぐずる」様子が頻繁に見られます。お散歩もできず、1日中部屋のなかで過ごすと、ストレスがたまるのでしょうか。

梅雨に入ると大人でも、頭痛、肩こり、倦怠感などの症状があらわれ、体調管理が難しいものです。めまぐるしい気圧が変化で、 自律神経の働きは乱れ、体調不良につながるためです。

もちろん、赤ちゃんも自律神経の乱れは起こるでしょう。しかしそれとは別に、赤ちゃんは特有の理由で機嫌が悪くなるようです。

梅雨に「ぐずり」が増えるのは?

赤ちゃんは、生まれてから1歳になるくらいまでは、自分で体温調節がうまくできません。体温調節を行うために必要な「体温調節中枢」の働きが未発達だからです。体温調節中枢は脳のなかにある「間脳」と呼ばれている部分の「視床下部」にあります。

湿度と気温の変化が激しい梅雨の時期は、ジメジメして気持ちが悪かったり、もやっとして暑かったりすると、体温調節が追いつかず、赤ちゃんは気温といっしょに体温が上下してしまいます。そのため、赤ちゃんは、大人以上に居心地が悪い思いをしているのです。いつもより「ぐずる」様子が増えるるのは、そのためです。

さらに、赤ちゃんは、体はまだ小さいのに大人と同じ数の汗腺(汗の出る穴)があるため、温度や湿度がわずかに上がっただけでも、大量の汗をかきます。その量は大人の約2倍ともいわれています。手足はさほど温かくないのに、体はびっしょり濡れていることはよくあることです。

赤ちゃんにとって「理想」の室温・湿度

お腹や背中を触ってみて、汗をたくさんかいているようなら「衣類を薄手のものに替える」、「寝具を減らす」など工夫してあげましょう。

赤ちゃんは、体温調節がまだうまくコントロールできないため、梅雨は大変な季節です。大人がエアコンを上手に使って、室内の温度と湿度を調節してあげましょう。赤ちゃんにとって理想の室温は26~28℃、湿度は40~60%です。部屋に温湿度計を置いて、こまめに確認することが大事です。

服装は「汗対策」が大事

梅雨の季節には、赤ちゃんの服装が大事です。特に「汗の対策」には十分気を配ってあげましょう。

汗を大量にかいた赤ちゃんは、汗が蒸発するときに体温が奪われ、風邪をひきやすくなります。頻繁に着替えるのも大変ですから、背中にガーゼや汗取りパットを入れるのもよいでしょう。汗をかいても吸い取ってくれます。

汗をたくさんかくので寝具も湿っぽくなります。これは交換してあげる、乾かしてあげるなどの対応が必要です。

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