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今回は『夏のお手入れは洗顔と日焼け止めがキーポイント!』をご紹介させて頂きます。

毎日暑い日が続くと、汗まみれ皮脂まみれ。ニキビのような吹き出物のようなものも出来てきて、やっぱり脂分が多いに違いない!とゴシゴシ洗顔していませんか?
案外夏場も乾燥肌になっていることがあるんですよ。今日は夏場の美容、洗顔と日焼け止めについてお話ししたいと思います。

夏場こそ乾燥に気をつけて

夏になると、汗と皮脂でメイクは崩れるし、シャワーでさっと洗い流したい!と思いつつ、ではインドアにいる時、冷房のない部屋で過ごしていますか? ほぼ、空調の効いたお部屋で過ごしているのではありませんか? エアコンは、冷えと乾燥に特に気をつけなければなりません。
通勤時にあれだけ、ドロドロになっていたお肌が、ほんの30分もすると、乾燥していませんか? そして、乾燥するからと化粧水のミストなどを浴びたりしていませんか? これは、お顔表面から化粧水が蒸発する時にお肌の水分も一緒に持って行ってしまいます。化粧水のミストが効果的なのは、メイクの仕上げにハンドプッシュすることでメイクが落ち着くことがあります。ただ、シュッとしただけで、お顔に保湿ができるというものではありません。また、化粧水が届くのは肌表面のラップくらいの薄さまでです。表面からの保湿はなかなか難しいのです。
そして、お肌が乾燥していると脳が感じたら、お肌は余計に自分から脂分を捻出します。それが、乾燥肌なのにニキビや吹き出物がでてくることになるのです。では夏場のスキンケアで必要なこととは?

洗顔が大事、でもその方法がもっと大事

たくさん洗えば、皮脂や汚れが取れる!というものではありません。お肌が本来持っている保湿成分まで一緒に洗い流してしまったら、正常なお肌のターンオーバーができなくなり、いわゆるシミ、そばかす、ハリ、ツヤ、ニキビなど、お肌のお悩みの元が一挙に現れます。そうならないために、正しい洗顔方法を身に付けましょう。
洗顔に必要なのは、メイクや汚れのクレンジングです。そのため、帰宅後の洗顔が一番キーになります。ここで大切なのは、しっかり落とさないといけないけど、落としすぎてはいけない、ということです。メイクもナチュラルで薄化粧なときと、今日は決める!というちょっと濃いめの日では、クレンジングも違います。また、夏場は日焼け止めなどをしっかり塗っているので、余計にクレンジングは大切になります。汗で取れているからと簡単に考えていると、お肌に残った汚れなどが、秋口からのお肌に現れてしまいます。
オイルクレンジングは、落ちやすいですが、落としすぎもありますので、アルガンオイルやハトムギオイル配合など、優しいクレンジングオイルがオススメです。できればお水で流せて、W洗顔のいらないものがベストです。
朝は、実は拭き取り洗顔がオススメです。洗顔料で洗顔するのではなく、水で洗ったあと、コットンに浸した拭き取り化粧水で、前夜の汚れ残りを取ります。そして、1週間に一度くらい酵素パウダーなどでやさしく洗顔します。また、洗顔後のタオルも重要です。お肌に負担のかからないふかふかと柔らかくて、お顔のみに使えるような清潔なタオルを用意。毎日取り替えてください。そのためにも、ハンドタオルのような小さめのものをたくさん用意するのがいいですね。
トイレの手をふいたようなタオルは厳禁です。

究極の美容液は日焼け止めと思って

いろいろな美容液などが出ていますし、色々な説がありますが、どんなアンチエイジング化粧品を使うより、日焼け止めをするというのが一番の美容です。
紫外線によるお肌のダメージがほぼ全ての肌悩みに関係しています。
今あるダメージをなくすことに精を出すより、正常なターンオーバーに戻すことに着目して、これ以上の紫外線からの攻撃を防ぐためにも、日焼け止めは必須です。
あ、今日は日焼け止め忘れたわ!ということは、朝、洗いっぱなしで何もせずに出てきた、というくらいのダメージを想像してください。紫外線は夏冬、晴れ雨に関わらず、屋外室内を問わず1年中降り注いでいます。メイクの上からできる日焼け止めもあります。髪の上からできるスプレー式の日焼け止めもあります。今はバッグに一つ日焼け止めの時代です。日焼け止めは忘れずに!

日焼けがチャームポイントの時代ではありません。紫外線は美容だけでなく、膠原病やアレルギー、皮膚ガンなど様々な体の病気にも関係しています。朝起きたら日焼け止めをする癖をつけましょう。そして、夜は必ずちゃんとクレンジング。それがキーポイントです。

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