今さらですが、お肌に大切な「セラミド」とは?

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今回は『今さらですが、お肌に大切な「セラミド」とは?』をご紹介させて頂きます。

水分とバリアで働くセラミド

美肌をつくるには、皮膚の新陳代謝である「ターンオーバー」がきちんと繰り返されることが重要ですが、そのためには、
(1)肌の水分が十分保たれていること
(2)肌のバリア機能が働いていることが大切です。そして、この2つの役割を果たしているのが、皮膚のいちばん外側を被う「角質層」です。

角質層は、厚さが約0.02~0.03ミリの層ですが、そこには「角質細胞」が20層ほどレンガブロックのように重なり合っています。それぞれの角質細胞をつないでいるのは、セラミドが主成分の「細胞間脂質」と呼ばれる脂です。

セラミドを含む細胞間脂質が、角質細胞同士が剥がれないようにしっかりつないでいるため、 角質層は健全な層をつくり、水分の蒸発が防がれています。

40歳過ぎるとセラミドは半分に

セラミドは脂質でありながら、水に馴染む機能(保湿成分)を持っていて、その機能が水分をつなぎとめて逃がさないようにしています。ところがセラミドは、20歳をさかいに年齢を重ねるほどに減少します。そして、40歳を過ぎると20歳代の約半分にまで減少するといわれています。

体内のセラミドが不足すると、細胞と細胞のあいだに隙間ができて、水分が蒸発しやすくなり、バリア機能が低下します。年齢を重ねた肌が乾きやすく、「ちりめんじわ」ができるのはセラミドの量が減少したためです。

ちりめんじわには「ヒト型セラミド」

みずみずしい肌を保つためには、減少した「セラミド」を外部から補うことが必要です。セラミド配合の化粧品は、配合されているセラミドによって保湿効果に違いがあります。

「ちりめんじわ」を改善するには、酵母を利用して作られる「ヒト型セラミド(バイオセラミドとも言います)」がよいでしょう。

もともと私たちが持っているセラミドとよく似た科学構造で作られているため、保湿力や浸透力に優れているタイプです。ヒト型セラミドは、次のように肌に与える効果によって分類されています。

・セラミド1:水分保持機能とともに、外の刺激から肌を守る
・セラミド2:特に保湿力の高く、水分のバランスを保つ
・セラミド3:しわを改善する効果のある
・セラミド4:角質層のバリア機能を構築する
・セラミド5:新陳代謝(ターンオーバー)を促進し、しわを浅くする
・セラミド6:新陳代謝(ターンオーバー)を高める

「黒い食品」を摂取する

食品からもセラミドを補うことができます。セラミドは、日常的に摂取する食品や食材に含まれています。それは、米(米ぬか)、小麦(小麦胚芽)、大豆、こんにゃく芋、牛乳といった食品です。

なかでもその量が豊富なのは「黒い色」の食品です。コンニャク、黒豆、小豆、ひじき、わかめ、ごぼう、そば、コーヒー、紅茶、黒こしょうなどの食品にはセラミドが豊富に含まれています。特にこんにゃく芋は、米や小麦の約7~16倍多くセラミドが含まれています。セラミドのサプリメントは、コンニャク芋を原料としているものがほとんどです。

そして、セラミドを多く含む食品は体にいいものが多く、セラミドをたくさん摂取すると、健康面においてもよい効果が期待できます。

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