nanoって、何ナノ? 全部がナノで良い訳ではない!

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今回は『nanoって、何ナノ? 全部がナノで良い訳ではない!』をご紹介させて頂きます。

電化製品や化粧品の世界でよく聞くnano。なんだかすごく小さい単位?というくらいしかわからないんだけど? 化粧品にするといいって本当? というわけで、今日は化粧品におけるnanoのお話をご紹介。

ナノの次はピコ

高校のときの化学の授業も途中からさっぱりわからなかった覚えがありますから、今日はそんな難しいお話ではありません。書いている本人もよくわらないので。
ナノは長さの単位です。m(メートル)、cm、mm、μ(ミクロン)、m
μ(ミリミクロン)=nanoなのです。つまり、1mの10億分の1。次はもう原子の世界に突入です。電子、イオンに入ってきます。それくらい小さいサイズということなんですね。
実はスキンケアの中でも王道のヒアルロン酸などを例に上げると、ヒアルロン酸は原子同士が手を繋ぎあってとても長いというか、大きい団体を作っているわけです。それは高分子と呼ばれるのですが。そこで、私たちの肌のあのキメの一つを門と考えると、ヒアルロン酸が中へ入ろうとしても、手をつないでいるので、門が小さすぎて、角質層に入っていけないのです。そこで、化学者たちがその子達を化学技術で小さくしたのがナノテクノロジーと呼ばれるもので、これなら肌の門にみんなで入れるでしょ、というものです。
余談ですが、nanoの単位の次の単位はなんとピコ!だそうですよ。それより小さいものは原子より小さいので、物質の単位を超えてしまっています。
ピコサイズのミネラルを売りにしている商品も出ているそうですが、ピコはもう中性子、電子、陽子の世界なので、正しく言うと「1兆分の1mの速さで動いている」ということで、もう私たちではわかりません。想像を超えています。

ナノだから、いい訳ではない!

せっかくのいい成分が、角質表面上で止まってしまって、肌の奥まで浸透しないのはもったいないので、化粧水や乳液、クリームなどに配合されているものが、ナノ化されたものはグイグイ入って行きやすいので、やはりオススメなのです。が、ここへ持ってきて、洗顔料でナノをうたっているようなものはちょっと注意が必要です。
最近は洗顔料でも、保湿成分配合などといって、洗い上がりがしっとりするなどの商品がありますが、洗顔料の中には、肌に浸透して欲しくない成分がたくさん含まれています。それがナノ化してグイグイ入ってこられたら大変です。洗顔料は大抵高分子でできていて、肌に入っていかないような工夫がされているのです。
ということはつまり、洗顔料に保湿成分が入っていても、中に入っていかずに外側にだけ影響するということなんです。高い洗顔料で高級なエキスが入っていても、入ってはいかない、いや、入ってはいけないのです。なのに、ナノをうたっているのであれば、危険です。

日焼け止めにも注意が必要

同じように日焼け止めの成分の中にも危険なものもあります。こちらもナノ化したというようなPRがあれば、じっくり内容を確認してから購入しましょう。
肌に悪いとされているのは「紫外線吸収剤」と呼ばれるものです。石油合成成分であり、亜鉛やチタンなどの金属が元になっていることが多いのです。
それを肌に浸透させるなんてことは、大変危険です。この肌に悪い紫外線吸収剤ですが、これが入っているとやはり肌荒れを起こしたり、かぶれたりすることも。これが入っている分紫外線SPF値が高いということもあります。
最近は紫外線吸収剤フリーや紫外線散乱剤だけの処方の日焼け止めも出ていますので、敏感肌の方などは、そういうものを使われた方が安全です。
そして、必ず日焼け止めはちゃんとクレンジングで落とすということもお忘れなく。

ナノやピコというネーミングに騙されないように、お肌に必要なものだけを浸透させるようにしましょう。浸透しちゃいけないものは、流れていって正解です。正しい化粧品を選びましょう。

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