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今回は『スキンケアのつける順番をご存知ですか?』をご紹介させて頂きます。

シンプルなスキンケアの常識?は洗顔、化粧水、乳液(クリーム)と思っていませんか? 最近は美容液や、オイルなど、さまざまな機能性のスキンケアが出ているので、今までの常識が通らないような使い方を求められていることもあります。今日は、スキンケアの順番、その守るべき理由についてご紹介いたします。

取説(取扱説明書=使用説明書)は読もう!

洗顔、化粧水、乳液という順番は確かにテッパンの順番ではあるのですが、新しい化粧品に変えても、そのままの順番で使ってるという方多いのでは?
まず、新しい化粧品に変えたら、必ず、取説を読みましょう。順番などが細かく記載されています。それは、その化粧品が一番効果を発揮できる使い方を教えてくれているのです。
例えば、洗顔後、収斂化粧水などの肌を引き締める効果のある化粧水の次に、美容成分たっぷりの美容液をつけても、毛穴が縮んでいては、たっぷり入っていきません。そんな風に、その化粧品の効果などをちゃんと知った上で順番を守らないと、せっかくの美容成分が何の効果もなくなってしまいます。もったいないです。
美容部員さんがいるカウンターなどで購入する場合は、しっかり使い方などを教えてもらいましょう。かならず、何々の後に使ってくださいなどの指示があるはずですので、かならず守りましょう。
美容成分の最大の効果は、適切な順番と、適切な量です。最初は、書いてある通りの量で使ってみてください。使ってみて、多少多いかなと思ったら、次から少し少なめにするといいと思います。最初から、メーカーがたくさん使わせたいからだ、と思うのは考えすぎです。

スキンケアの基本の順番とは

では何のためにこの順番があるのかですが、
1 クレンジング 汚れを落とすこと ついでに古い角質も落とします。
2 化粧水 肌のキメを整え、次の美容成分を入りやすくします。肌の表面から水分補給はほとんどできません。
3 美容液 ここで機能性成分をたっぷりいれてあげましょう。
4 目元用クリーム お肌がデリケートな部分です、特別な手当てが必要です。
5 乳液やクリーム お肌を油分で保湿します。
この基本の順番に、最近は導入化粧水(ブースター)と呼ばれるものもあり、それは化粧水の前に使うとされています。また、オイルなどの保湿成分は、クリームの後に使用することもできたり、ブースター代わりに、洗顔後にすぐ使えるものもあります。また、最後の最後にリフトアップの効果のために使うという美容液も出てきています。
最近は美容業界の研究開発も目覚しいものがあり、本当にシワもなくなるという美容液も出てきています。それらは常識を覆すような使い方のものたくさん出てきています。常識にとらわれずに、新しい使い方を試してみてください。

美容液にも順番がある

さて、美容成分も一筋縄ではいきません。シミ、シワ、くすみ、美白、ニキビ、アンチエイジング全般など、その人個人の悩みは人それぞれ。全ての成分が入っているような美容液もありますが、例えばたるみとかに特化した美容液はやはり効果が高いので使いたい、でも美白も気になるという方も多いはず。
美容液にも順番があります。正しく効果的な美容液の順番は、
1 アンチエイジング 真皮層のダメージからくるので一番先に。
2 美白 表皮のメラニン細胞によってシミが作られるため
3 保湿 角質層を潤す
4 毛穴のケア 引き締めは最後
正しいスキンケアの順番を守って、せっかくの美容成分をちゃんとお肌に取り込めるようにしましょう。

スキンケアの順番を守ることはとても大切です。そのためにも使う前に、かならず取説を読んで、なぜこの順番で使うのかをしっかり考えながら使うことが重要です。