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今回は『鼻の周りの毛穴や黒ずみをなんとかしたいとき、ピーリング効果の高いスキンケアを・・・』をご紹介させて頂きます。

冬だというのに、鼻の周りだけは油っぽくて、メイクもすぐ落ちる。毛穴も目立つし、毛穴のつまりも気になるって方、多いですよね。そこで、貼って剥がす毛穴パックをする方がいるようですが、これは反対に毛穴を大きくすることも。今日は角栓ケアをご紹介。

毛穴に詰まる角栓とは?

毛穴が大きく開いて、そこが黒ずんでしまうことありますよね。毛穴をちょっと絞ると、ニュルニュルと油が出てくる(ような気がして)、角栓は油分だと思っていませんか? 確かに触ると油っぽいですね。しかしそれは古い角質でたんぱく質が70%なのです。
油を落とすことばかり考えていると、反対に乾燥を導き、角質層は余計にどんどんと角質を生み出し、角質層が厚くなってしまうという悪循環になってしまいます。
オイルクレンジングで、ゴシゴシマッサージして取ろうとしても、角質に傷がつくだけで、余計に毛穴に角質がつまりやすくなります。必要な角質層の潤い成分まで、とってしまうことになるのです。
また、角栓だけが、黒ずみの原因ではありません。メラニンがたまり黒く見えたり、水分保持力の低下で、毛穴が開いて黒く見えたりなど、角栓だけではありません。
まずは、洗顔方法を見直すことから始めましょう。

角質ケアに、頻繁な毛穴パックはやめましょう!

鼻にパックをして剥がすときに角栓が取れるというもの、一度やるとごっそり角栓が取れるようで、それ自体が楽しくてやってしまいがちですが、これは角栓だけが取れているわけではなさそうです。周りの肌表面の角質や油分、潤いも一緒に除去してしまいます。肌にはターンオーバーがあり、細胞の生まれ変わりのサイクルというものがあります。これを正常に保つことこそが、うつくしい肌を保つことになるので、無理やり角質を剥がすようなことはおすすめできません。どうしてもしたい方は、ターンオーバーの周期(年齢や人によって28日から2ヶ月)に合わせて使用しましょう。1ヶ月、または2ヶ月おきを目安にします。パックの後は、毛穴が開いているので、最後に引き締め効果の高い化粧水などでパッティングをしてください。

ターンオーバー促進のピーリング効果の高いスキンケアを選ぶこと

余計なことをして肌を痛めてしまうということが起こるのが実は洗顔。洗顔で、肌状態の改善を測ろうというのが難しいのです。クレンジングや洗顔はあくまでメイク汚れや皮脂汚れを落とすことを目的に、他の効果を目指さないというのがコツ。ぬるま湯で、優しく洗う、こすらないなどを徹底的に体に刻み込みましょう。
その上で、角栓のケアには、ピーリング効果の高いスキンケアがおすすめです。例えば、酵素洗顔やクレイ洗顔などを1ヶ月に1度ほどTゾーンのみに行う。酵素洗顔などはやるとつるつるするので、お肌がよくなった感じがしてしまいますが、毎日してしまうと、潤い成分もなくなってしまうので、あくまでたまのケアにしておきましょう。
また、ピーリング効果のある1%〜5%くらいの酸の入った化粧水を使う。これらは毎日使っても大丈夫な量の酸なので、それをスキンケアに取り入れましょう。例えば、クリアローションやふき取り化粧水などの名前が付いているものです。メイクの落とし残しが取れたり、ターンオーバー促進になります。
朝は洗顔なしで、これらの化粧水だけをたっぷりコットンに含ませて、軽く拭き取ってください。実はこれだけで十分なんですよ。いやいや、朝はやっぱり顔を洗わないと気持ち悪いという方は、ぬるま湯のみでさっと洗顔してください。その後、ふき取り化粧水で大丈夫です。
角栓は、洗顔でなんとかしようと思わずに、ピーリング効果の高い化粧水をおすすめします。

春ももうすぐです。夏の汗で毛穴の開く前にお手入れをしておくのがベスト。冬用のスキンケアから春夏用に変えるタイミングに、角栓ケア、ターンオーバー促進のスキンケアにシフトチェンジしてみませんか?

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