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今回は『いつでも髪を美しく!冬の髪のお手入れ!』をご紹介させて頂きます。

1年中「うるおいのある」サラサラの髪でいたい

冬はお肌といっしょに髪も乾燥する季節です。冷たい風にさらされた髪は、ゴワゴワしたり、パサついたりして枝毛や切れ毛になりやすいものです。また、乾燥すると静電気を起こして、髪は広がりまとまらなくて困ることもあるでしょう。

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乾燥が進んだ髪は、キューティクルが剥がれやすくなります。そして、髪の水分が流れ出て、うるおいがなくなります。でもどうしてか、髪の乾燥が気になっていても、お肌のような入念さで手入れはされないものです。乾燥から髪を守り、1年中うるおいのあるサラサラの髪でいるのが女性の理想です。そのことをもっと考えてみましょう。

乾燥から髪を守る4つの実践方法

乾燥から髪を守るために、冬場のあいだに実践すると効果があるのは次の4つです。

(1)外出時は帽子などで髪を守る
冬の冷たい外気から髪を守るために、外出のときは帽子をかぶる、もしくはスカーフで頭をおおうなどの工夫をしましょう。

(2)エアコンの風を髪に直接あてない
エアコンの風が直接頭にあたると、髪や頭皮の乾燥は進みます。髪の水分は奪われ、頭皮の凝りや固さを招くことになります。頭皮が乾燥するとフケや痒みを引き起こします。オフィスや自宅で加湿器を使い、乾燥を防ぎましょう。

(3)シャワーの温度は「ぬるめ」にする
寒いとつい熱いお湯で髪を洗ってしまいたくなります。ところが、熱すぎるお湯は、頭皮の皮脂・うるおい成分などを洗い流してしまいます。「洗顔はぬるま湯で」が基本ですが、髪もおなじです。約36〜38℃の温度で洗うのがよいとされています。

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(4)シャンプーの回数を減らす
季節によってお肌のケアを変えるように、シャンプーの回数も季節によって変えるのがよいとされています。冬場は乾燥しているので、洗髪をするとうるおい成分が流れやすくなります。朝と夜など1日に2回以上シャンプーする人は、1日1回に減らしましょう。頭皮の乾燥が目立つ人は、「2日に1回」を試してみるとよいでしょう。

冬場こそ「ていねい」に髪を乾かす

冬場のシャンプーあと、「自然乾燥」で済ませると、髪に深刻なダメージを与えてしまいます。濡れたままの髪は、キューティクルが開いて、わずかな摩擦でも剥がれやすい状態です。したがって、シャンプーあとはすぐに髪を乾かすのが大事です。

とは言っても、ドライヤーをあて過ぎると髪は乾燥してしまいます。そこで、冬場はタオルであらかじめ髪の水分をしっかりと取り除くことで、ドライヤーの使用時間を少なくしましょう。タオルで髪を優しく押さえて水分を取ります。濡れた髪はわずかな摩擦でもダメージを受けるため、ゴシゴシこするように拭くのはやめましょう。

髪が長い人は、(1)根元→(2)真ん中→(3)毛先に分けてタオルを優しくあてて水分を取ります。さらに、タオルで髪を包んで、その上からドライヤーの風を全体にあてます。タオルが髪の水分を吸収して、ふだんの約60%の時間で乾くでしょう。髪のダメージをできるだけ防ぐ工夫です。ぜひ、試してみてください。