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今回は『目元の乾燥どうしたらいい?』をご紹介させて頂きます。

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寒さが本格的になってきました。朝起きたら、肌がカサカサ。特に目元がひどくて、ファンデーションを塗ると余計にカサカサが目立っている!なんてことはありませんか? 今日は乾燥の時期の目元のお手入れについてご紹介いたします。

目の周りは基本触らないが鉄則!

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目の周りの皮膚は他のお顔の皮膚より層が薄く、とてもデリケートです。普段のお手入れでも、スキンケアのときもさっと済ますのがコツです。シワなどを気にして、指で何度も塗ったりするのは反対に肌を痛めています。目元用の美容液なども、一度塗るだけにしてください。
そして、次に下地、コンシーラー、ファンデーション、アイシャドーなどで、またまた目の周りを触るわけですから、なるべく刺激の少ない方法でするようにしましょう。できれば、ファンデーションはパウダーのときは大きめの刷毛づかいや、リキッドのときは手よりスポンジなどを使った方が力の入り方が優しいので、専用スポンジなどを使います。アイシャドーは優しい刷毛のようなもので仕上げる方が刺激が少ないので、買い換えるときは、その辺りも考えて購入を。そのあとは、ハンドプッシュで仕上げます。
乾燥や肌が荒れているときにファンデーションなどを塗ると余計に目立ってしまうので、そのときには目元はあまりメイクをしない方がいいでしょう。なぜなら、メイク落としが実は一番刺激が強いのです。

「顔を洗うこと」が乾燥と一番関係がある

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乾燥の一番のポイントは洗顔です。つまり洗顔で必要以上に皮脂を落としてしまうと、ターンオーバーのサイクルに追いつかなくて、角質層がボロボロになってしまいます。なので、目元の乾燥に一番いいのは、洗顔しないことなのです。つまり、濃いメイクをしたら、落とすのも大変。肌にとって、とてもきついメイク落としをしなくてはなりません。なので、目の周りの乾燥を感じたら、なるべく濃い目のメイクをやめて、アイシャドーなどもできればやめて様子を見るようにしてください。夜は乳液系の優しいメイク落としで落として、W洗顔はやめます。朝はぬるま湯のみで洗顔。タオルでゴシゴシ拭かずに、水気を吸い取るようにします。
しかし、平日はそういうわけには…、という方は、土日にノーメイクで過ごすのをやってみてください。朝起きたら、スキンケアのみで過ごし、夜もお湯のみで洗顔。そのときもシャワーを顔にかけるのではなく、洗面器にぬるめのお湯を入れて、そこで洗います。暑すぎるお湯も乾燥させます。それで、2日間過ごしてみてください。本当は、何もつけずに2日間というのがいいのかもしれませんが、超乾燥肌の方にはそこまではオススメしません。いつも通りのスキンケアで目元のみ、さっと済ませることで調節してください。

疲れ目やドライアイにも気をつけて

冬場はなぜか涙がよく出る、ということありませんか? 冷たい風が当たったりして、悲しくもないのに、涙が出てくる、これはドライアイの可能性が。そのときもやはり、ハンカチなどで涙を何回もぬぐうことになりますよね。これも目元を痛める原因になります。市販の涙成分の目薬をさしてあげてドライアイをカバーしてあげましょう。また、疲れ目も目の周りにクマができたりします。パソコンやスマホの使いすぎに気をつけて、寝る前に軽くピアノタッチと呼ばれる優しい指で目の周りを刺激してあげましょう。これも1回くらいでいいでしょう。目の周りはとにかく、やりすぎはNG。

目の周りの乾燥に高い化粧品や薬はいりません。目の周りはとにかく触らないがコツなので、自己回復力を信じて、洗わないという荒療治で目の乾燥の対処をしてみてください。

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