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今回は『間違った美容・健康神話に気をつけましょう！』をご紹介させて頂きます。
ダイエットしていなくても、TVで◯◯がいい、と聞くと翌日のスーパーの棚はその商品が無くなります。でも、１ヶ月もするとまた元の状態に。飽きやすくて冷めやすい私たちの体質がよくわかります。でも、それはなぜなんでしょう。多分、効き目を感じないからではないでしょうか。案外自分でちゃんとわかっているのかもしれません。今日はさまざまな美容・健康神話の？？？を考えてみました。
お肌はマッサージする方がいいの？触らない方がいいの？
お顔はあまり動かさないので筋肉が衰え、加齢とともに重力もあって下がってくるというお話はみなさん聞いたことがあると思います。確かに重力と聞くとそんな気もしますよね。なので、お顔ももっと運動しなくてはということで、マッサージやエステで顔の筋肉を動かして、ハリを取り戻そうとしていました。
しかし、近年、お肌は触らない方がいいんだというメッサージが多く見受けられるように。
大昔は洗顔なんて水で済ませていたところ、やはり毛穴に詰まった老廃物もあるので、石けんで洗いましょうと言われ、洗うように。メイクもほとんどの方がされるようになると、化粧落とし＝クレンジングが必要と言われ始め、みんなW洗顔をするように。しかし、最近特に冬の時期は、クレンジングのみでOK! とにかく触らないこと、というお話も多く出ています。
なるべく脂肪分を取らないようにっていうけど…
コレステロール値が上がるので、なるべく脂肪分の多い食物を避けましょうと言われることが多いと思います。とくにバターとかいくらとか、卵とか言われますよね。しかし、それらを取らなくても、実際はコレステロール値が変わらないこともあります。体質ということもあります。脂は、脳の働きを助けます。全然取らないと、お通じもうまくいきません。肉の脂身だけを毎日食べる、なんてことは誰もしないと思うのです。適量の脂も必要です。
野菜中心のメニューでお肉は食べなくても平気？
野菜をたくさん食べることは、血管にとってもお通じにとってもいいことがいっぱいあります。しかし、良質のタンパク質を取ることも大事なんです。牛肉、豚肉よりは、鶏肉、お魚を中心にということ自体は間違っていないと思いますが、極端に野菜だけの食事は、やはり栄養不足を否めません。
グリーンスムージーも流行っていますが、これだけでは到底栄養が足りません。お肌もカサカサになりますし、疲れやすくもなります。もしダイエットやデトックスでするなら、２週間とか期間を作ってするべきでしょう。
糖質ダイエット、炭水化物を抜くと
これだけダイエットの本などが売れるのは、やはりスマートになりたい！美しくありたいという上昇思考でしょうか。ダイエットの主目的は、エネルギーを体の余分な脂から燃やすということ。そのために、エネルギー源である糖分を減らして、脂質から取ろうと考えます。しかし、炭水化物などを取らないと、疲れやすくなり、糖分不足から肝臓に大きな負担がかかり、ブドウ糖の不足から脳機能の低下などを招きます。その他、タンパク質を多く取ることによるリスクもあります。太る原因は、必要以上のカロリーを取っているからです。まずは食べ過ぎに気をつけるべきでしょう。
必要なのは柔軟性
結論的に考えるに、食べ物はいろいろなものを食べる。同じものを毎日食べ続けない。そして食べ過ぎない。腹八分目を肝に命じる。これに尽きると思います。さまざまな美容や医療のアドバイスをみて感じるのは、食物にはいいところも悪いところもあるということ。バランスの良い食事、それ自体が体にも美容にも良いということ。
美容も、たまにマッサージや気分転換にエステもいいでしょう。しかし、肌荒れがきついときは触らないということも大事。柔軟に対応することが一番大事なのです。
いろいろな美容や医療神話に影響されずに、軽い運動をして、たくさんの食品をバランス良く食べる工夫と、柔軟な心が健康を導くのではないのでしょうか。