白目が黄色い原因は?

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今回は『白目が黄色い原因は?』をご紹介させて頂きます。

自分の「白目」を見てみましょう

はじめて会う人の「どこを見ますか」という質問には、「目」と答える人がもっとも多いそうです。人の第一印象はまず目からともいいます。目の表情が相手に与える印象を最近では「目力(めぢから)」と呼ぶようになっています。それほど目が人に与える影響は大きいことが分かります。

ある日、鏡を見て「元気がないなぁ」と感じる朝は、白目をよく見てみましょう。もしかしたら、白目が黄色くなっているかもしれません。これは寝不足が原因ではありません。意外なところが弱っているのです。
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「肝臓」の機能低下が原因?

白目が黄色い原因は、「スマホやパソコンの見過ぎ」や「紫外線による日焼け」、「加齢による血行不良」などいくつかありますが、「肝臓の機能低下」が原因という人が増えているようです。

それは「黄疸(おうだん)」と呼ばれる症状です。肝臓から1日あたり500~800mlほど分泌される胆汁には、「ビリルビン」という緑がかった黄色い色素が含まれています。このビリルビンが白目を黄色くさせる原因です。血液中のビリルビンが異常に増えると、皮膚や目が黄色くなります。

顔や体の皮膚は人によって、黄色くなっているのか判断しずらいことがあります。そのため、白目の黄色だけが目立ってしまうのです。

「ヘム」と「グロビン」

赤血球に含まれている物質で「ヘモグロビン」という名前に聞き覚えがあるかもしれません。ヘモグロビンは全身に酸素を運ぶ役割です。ヘモグロビンを含んだ赤血球は、寿命(約120日)が来ると脾臓や肝臓で壊されます。

破壊されるときにヘモグロビンは「ヘム(鉄を含む色素)」と「グロビン(タンパク質)」に分解され、さらに酵素のはたらきで「グロビン」は「ビリルビン」に変化します。そして、ビリルビンは血液の流れに乗って肝臓へ運ばれ、胆汁として胆管をとおり、十二指腸や小腸を循環して、尿や便で排泄されます。

ところが、肝臓の障害によって機能が低下すると、胆汁が腸に排出されなくなり、ビリルビンが血液中で増加してしまいます。すると、ビリルビンの黄色い色素が皮膚や粘膜に沈着して、白目や肌を黄色く変色させてしまうのです。

黄疸が出たときには「肝炎」や「肝硬変」など肝臓の病気が心配です。内科や循環器科を受診し専門医に相談しましょう。
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「ほうれん草」が予防に役立つ

黄疸が出ているということは、肝臓がかなり弱っている証拠です。アルコールや喫煙は控えましょう。そして、脂肪分を分解する機能が低下しているため、できるだけ低脂肪の食事を摂るようにします。

きれいな白目でいるには「抗酸化作用」のある食品を摂取するのがよいでしょう。肝細胞に影響を与える活性酸素を除去する効果があるからです。そのため、強い高酸化作用を持つ「ルテイン」を多く含む食材を食べると予防効果があります。

そもそもルテインは、目の中の水晶体などにある成分です。カロチノイドの一種で、ほうれん草などの緑黄色野菜に多く含まれています。油と一緒に摂ると体内への吸収がよいとされています。また、青汁の成分として知られるケールは、ルテインがほうれん草の約2倍含まれています。料理には適していないようですが、ジュースなどで摂取するとよいでしょう。

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